「わたしからあなたへ、言葉はいらない」
VRゴーグルを着け、VR世界に入った体験者は一人の少女に誘われる。あなたは少女に連れられて、次から次へと変わる世界、ロックバンド「Yellow Studs」やエンタメジャズバンド「Calmera(カルメラ)」も登場する不思議な世界を目まぐるしく旅をする。

監督インタビュー
VRで面白く見える数々の日本の風景を
不思議な少女とさまよい懐かしさを呼ぶ体験

監督の佐藤優二氏(ユニモト)

 「ユニモトでは2011年ごろからVRに取り組んできて、商業ベースのVR作品を数多く作ってきました。普段はクライアントの要望に従って製作するケースが多いのですが、今回は自分たちが『VRで面白いものを作る』ことに力を入れました。日本にもVRで見て面白い風景や場所はたくさんあります。一方で、それをただ並べただけではつまらない。VRならではの体験はなんだろうと考えたとき、1人の不思議な女の子と一緒に日本をさまようストーリーが生まれてきました。

 どこからきたのかわからない、ともすれば宇宙人的な少女に誘われ、観客は現代の日本のいくつかのシーンを旅していきます。商店街、音楽スタジオ、遊園地。VRで体験して面白いだけでなく、それらのシーンには日本が持っている懐かしさがあります。宇宙人的な少女とともに、日本の面白い風景を次々にVRで楽しんでいくうちに、私たちが持つ懐かしさを呼び覚ます体験に出会うのです。

 不思議な少女との出会いと別れというストーリーがあり、作品には時間の制限があります。観客が360度の自由な方向に興味を持ってしまうだけだと、ストーリーを進められなくなってしまいます。VRの作品づくりの技術としては、見ている人に気づかれないように視線を誘導するところはきっちりと見せ、視線を解放するところでは自由に見てもらいながら、スムーズにストーリーを展開させていくという実験を盛り込んでいます。

 VRですから、360度の映像が必要です。ストーリーとしては意味がなくても、『後ろ』に当たる背景や足下が『黒』ではダメで、そこに景色やキャラクターがあることが求められます。今回はロケにこだわった映像を作っていますし、後ろの雰囲気も作り込んでいます。ストーリーを見ていただくだけでなく、2度、3度と見てもらえれば、VRならではの360度をしっかり作り込んだ映像世界も体験してもらえるでしょう」

※写真をクリックすると各作品紹介・監督インタビューページへと移動します。

「VR SHORTS」は
「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2018」が
国内の映画祭として初めて設立したVR部門です。

開催期間:2018年6月8日(金)~10日(日)
会場:六本木ヒルズ ヒルズ カフェ/スペース
http://www.shortshorts.org/2018/ja/program/vr.php

VR Story Seek®は「VR 360°プログラム」内にて上映予定です。※鑑賞は無料です。当日券のみ(事前予約はございません)

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