日経BPヒット総合研究所 西沢邦浩に聞く! 健康食品のトレンドと最新の機能性表示食品「キリン サプリ  レモン」ヒットの予感

Profile(にしざわ・くにひろ)
1984年早稲田大学卒業。小学館を経て、91年日経BP社入社。開発部次長として新媒体など事業開発に携わった後、98年『日経ヘルス』創刊と同時に副編集長に就任。2005年1月から同誌編集長。08年3月に『日経ヘルス プルミエ』を創刊し、10年まで同誌編集長を務める。

仕事に、家庭に、人間関係に、SNS……何かとストレスの種が多い現代社会。忙しい毎日の中で、手軽な方法で一時的なストレスを軽減したい。そんなニーズに応えるサプリメントウォーターが、キリンビバレッジから登場した。忙しい毎日でも無理なくおいしく続けられる全く新しい先手型「キリン サプリ レモン」のヒットの手応えを探る。

健康志向の高まりに伴い、ますます活況を呈する健康食品・飲料市場。2015年からは、従来の特定保健用食品(トクホ)や栄養機能食品に加えて、機能性表示食品制度がスタートし、消費者の選択に資する商品や情報も充実の一途をたどっている。痩身をテーマにした商品が多い中、関心を集め始めているのが、「ストレス」という機能性に着目した商品だ。ここでは、日経BPヒット総合研究所主席研究員の西沢邦浩に、健康食品市場のトレンドや消費者ニーズの変化について聞いた。

機能性表示食品制度によりメンタル領域にも新展開

――近年の健康食品市場におけるトレンドと消費者の志向について教えてください。

西沢:ここ1~2年のキーワードとしては、「糖との付き合い方」と「腸活」が挙げられます。日経ヘルスの「2016年 健康・美容トレンド番付」を見ても、東の横綱に「低糖質食品」、西の横綱に「大麦入り食品」が登場。まさに糖と腸活ですね。食物繊維の豊富な大麦は優れた腸活食品ですが、白米に混ぜて食べることで血糖値の上昇を抑えられるため、糖との付き合いにも関係してくるのです。

また、日本能率協会総合研究所の「健康ニーズ基本調査2016」では、ダイエットのために食生活で実行していることとして、「野菜を最初に食べる」「夜遅く食べない」「腹八分目を心がけている」の3つが上位にランクインしています。なかでも、野菜を最初に食べる「ベジ・ファースト」は、食事による血糖値の急上昇を抑えるためにすぐ始められる簡単な方法。もし野菜メニューがないときは、難消化性デキストリン(水溶性食物繊維)などの入ったドリンクを食事と一緒に飲むことで、同じような効果が期待できます。このように、「手軽に、無理なく続けられる」というのは、近年の健康習慣の重要なポイントとなっていて、健康食品においても重要なキーワードといえるでしょう。

――機能性表示食品制度が施行されて約2年。新たな動きと変化についてお聞かせください。

西沢:機能性表示食品制度が始まる前に実施した、トクホ以外の健康食品・飲料をどういう目的でとっているかを聞いた調査があります。結果は、トクホの健康強調表示にはない「美容」と「健康維持」が2トップ。「美容」を支えているのは、もちろん女性です。このジャンルで人気を集めるのが、コラーゲンやヒアルロン酸といった肌のハリの維持や保湿系の美容素材。制度がスタートしたことで保湿はすでに機能性表示が行われており、選択や購入のしやすさにつながりました。

一方の「健康維持」については、大きく分けてメンタル、フィジカル、免疫系の3つがあるのではないでしょうか。このうち特に注目したいのが、メンタルです。従来、健康食品に求められる機能といえば、内臓脂肪・中性脂肪などの体脂肪やコレステロール対策、血圧対策などが常に上位を占めてきましたが、機能性表示食品制度がスタートしたことで、そこに「ストレス対策」や「睡眠改善、穏やかな眠りのサポート」といった機能が加わった。メンタルにアプローチするというトクホにはなかった新ジャンルは、男女問わず受け入れられる有望な市場となるでしょう。

■機能性表示食品として関心のある機能
「快眠」「自律神経」ブームに見る2017年の健康トレンド

――2015年末からは企業にストレスチェックが義務づけられたこともあり、メンタルヘスケアやストレスに対する関心も一層高まっています。

西沢: 現代人にとってストレスは切っても切り離せないもの。IT機器の発達により、昭和時代まではなかったストレス源も増えています。例えば、スマホやパソコンでいつでも仕事やコミュニケーションがとれるという利便性は、一方で心を鎮める時間をすり減らす要因となっている。ストレスによる緊張は、日々の睡眠の質をも低下させてしまいます。

これを反映したのが、近年の「快眠」ブームです。快眠をサービスの柱としたホテルが好調なほか、睡眠の質を高める枕や高級マットレスなどの寝具市場も成長しています。また、ストレスや睡眠に大きく関わる「自律神経」も、今年注目されるキーワード。「自律神経を整えるぬり絵」などの書籍が話題になったり、自律神経に働きかけるという繊維を使った疲労回復ウェアや枕カバーなども登場しています。

こうした流れを受け、健康食品の分野でも、よい睡眠をもたらしたり、ストレスなく毎日を過ごせるたりするような機能が、2017年のトレンドとなっていくのではないでしょうか。

「キリン サプリ レモン」でストレスと疲労に備える

――そのトレンドを先取りしたのが、キリンビバレッジの「キリン サプリ レモン」。一時的なストレスを軽減するテアニンと、日常生活や運動後の疲労感を軽減するクエン酸の2素材を配合したサプリメントウォーターです。

日経BPヒット総合研究所 上席研究員 西沢 邦浩氏

西沢:テアニンは、玉露などの甘みやうまみを持つお茶に多く含まれる成分ですね。リラックス作用があり、サプリメント市場でも注目されています。なかでも「キリン レモン サプリ」は、テアニンで事務作業の一時的ストレスを緩和するだけでなく、クエン酸を配合することで運動などによる疲労軽減にもアプローチしている。2つの機能というのが新しいですね。何よりこの商品の面白いところは、ストレスを感じる前に飲む“先手型”のサプリメントウォーターであるという点。事務作業前に飲むことでストレスが軽減できる可能性がありそうです。ストレスはため込みすぎると、予期せぬ不調を呼び起こす引き金にもなりかねません。いつでも手軽に飲んで先手を打てる「キリン サプリ レモン」は、日常的なストレスに悩まされるビジネスパーソンにとって心強い存在となるでしょう。

――いつものお茶やお水の代わりに飲む、オフィスの常備ドリンクとしても注目されそうですね。

西沢:今オフィスの現場では、働きやすい環境づくりやノー残業デー、プレミアムフライデーなど、国を挙げて働き方改革が進められています。それはとても大切なことではあるものの、人や仕事によっては時間を制限されることがかえって働きにくさやストレスにつながってしまうケースもある。そうした現状と折り合いをつけ、世の中全体をよくしていくためにも、会社任せではなく、自分自身のリラックス方法を見つけることが肝要です。趣味でもスポーツでも、あるいは欧米のエグゼクティブが実践している瞑想の習慣を取り入れてみるのもいいでしょう。「キリン サプリ レモン」は、そんなリラックスタイムに入るきっかけの1本としても有効なツールだと思います。

個人がいかに快適でいきいきと働き続けられるかは、今後ますます重要となる命題。その時流を反映し、「ストレス」を「手軽」に対処したいというニーズを的確に汲み取った「キリン サプリ レモン」は、利用価値の高い機能性表示食品だといえます。

●届出表示

本品にはテアニン(L-テアニン)が含まれます。テアニンは心理的負荷のかかる事務作業により発生する一時的なストレスを軽減することが報告されています。
本品にはクエン酸が含まれます。クエン酸は継続摂取により日常生活や運動後の疲労感を軽減することが報告されています。

●本品は国の許可を受けたものではありません。

●本品は、疾病の診断、治療、予防を目的としたものではありません。

●食生活は、主食、主菜、副菜を基本に、食事のバランスを。

新市場を切り開くキリンビバレッジ こんなドリンクが欲しかった!個性派“機能性表示食品”誕生秘話
キリンビバレッジ株式会社
アクセス履歴収集とサービス提供について