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低周波治療器から注目の高周波治療器まで塗る・貼るだけ!凝り対策グッズの選び方

低周波治療器から注目の高周波治療器まで塗る・貼るだけ!凝り対策グッズの選び方

低周波治療器から注目の高周波治療器まで塗る・貼るだけ!凝り対策グッズの選び方

2017.10.20

渡辺満樹子=ライター
三弓素青=イラスト(図版)

肩こり対策のためには、ストレッチやマッサージがいいとわかっているけど、時間がなかなかない──。そんな現代女性の“凝り対策”をサポートしてくれるのが、塗るだけ、貼るだけで凝りのケアができるグッズ。最近耳にする高周波・低周波治療器って何? どう選べばいいの? そんな疑問も解決します!

低周波治療器・高周波治療器って何が違うの?

現代女性を悩ませる”凝り”のしくみや対策を紹介するこの連載。前回は、しつこい凝りの原因は姿勢の悪さなどからくる筋肉のこわばり、血流悪化などにあることを紹介した。対策にはストレッチやマッサージで筋肉をゆるめたり、運動などで血流を良くするのも効果的だが、それすらつらい、何もしたくないという人にお薦めなのが、貼る・着けるだけで勝手に肩こりを解消してくれる家庭用治療器だ。

家庭用凝り治療器には大きく分けて2種類ある。定番は、たたく・もむなどの心地よい刺激で凝りにアプローチする「低周波治療器」。皮膚の表面に電気を流して神経を刺激し、筋肉を収縮させる物理的刺激によるマッサージ機能が中心で、こわばった筋肉をとにかくもみほぐしたいという人に向く。

低周波治療器は、皮膚に電気刺激を与えることで筋肉を伸縮させて凝りかたまった筋肉をほぐす仕組み。「もともと人の体内には微弱な電流が流れていて、この刺激で筋肉が動く。低周波治療器はそれより大変大きな電流を人為的に流すことで筋肉を動かし、その結果、凝りをほぐすといわれている」(電磁界情報センター所長の大久保千代次さん)。

たたき・バイブ・もみなどを組み合わせた5つのモードがあり、手動で切り替え可能。強さは10段階で設定できる。コードレス・充電式。筋疲労が少ない1~100Hzの周波数帯を採用。別売りで、足裏や腰に使える大判ゲルシート、接続ケーブルもある。4980円(税別、編集部調べ)。問/マクセル(☎0570-783-137)

密着して貼れるU字型パッドを採用。約41°Cの温感ヒーター機能付きで、温めながらのマッサージも可能。肩こりに特化した3つのコースをはじめ全6つのコースがあり、肩や腰、腕、脚、足裏など全身に使える。1万3276円(税別、編集部調べ)。問/パナソニック(☎0120-878-697)

もう一つは、最近耳にする高周波治療器。電気を流すことで生じる電磁波(電波)を利用したもの。「電磁波はその名のとおり、波として伝わり、一つひとつの波にエネルギーがある。周波数が高いほど波の数が多いのでエネルギーが高い。周波数が100キロヘルツ以上の電磁波では熱を発するようになり、このエネルギーや熱はスポーツ医療や美容医療の分野でも利用されている」と大久保さん。

関節痛治療やシワ、たるみ改善など医療現場で使われてきた高周波治療器に、出力が低く安全に使える家庭用の凝り治療器が登場。低周波治療器のように筋肉を収縮させるのではなく、「高周波による電磁エネルギーで血管を拡張し、血行を促進することで肩や腰の凝りを改善します」(パナソニック広報担当者)。血行不良が原因の凝りにも。

ウサギ7羽の耳に、1000μ秒の発振と1200μ秒の停止を繰り返す周波数9MHzの高周波電磁波を20分間照射し、毛細血管などが集まる微小循環動態系を生体顕微鏡で観察した(写真)。照射前に比べ、照射後には血管拡張と血行促進が確認された。(写真:日本臨床生理学会雑誌;18,4,407-412,1988)

直径約3cm・重さ約6gの小型・充電式の高周波治療器。肩や腰に着けるだけで、約9MHz (1秒間に約900万回)の高周波が身体組織まで深く浸透して血行を促進する。刺激感がなく、コードレスなのでオフィスなどでの長時間使用も可能。4 個入り、4万2800円。2個入り、3万2800円(税別、編集部調べ)。問/パナソニック(医療機器認証番号:229AHBZX00023000)

この秋には、厚生労働省による医療機器認証を受けた家庭用の高周波治療器も発売された。これは、熱を生じることはないが、電磁エネルギーには血管拡張による血行促進作用があり、これにより肩や腰の凝りを改善する仕組み。ピリピリした電気刺激が苦手な人、仕事中や家事中の「ながら」治療をしたい忙しい方にお薦めだ。

痛みをとりたい人は湿布薬や貼り薬を