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肩が軽くなり、冷えも解消!凝りをゆるめる血流アップ術

肩が軽くなり、冷えも解消!凝りをゆるめる血流アップ術

肩が軽くなり、冷えも解消!凝りをゆるめる血流アップ術

2017.10.27

渡辺満樹子=ライター

気温が低い季節になると、肩が凝りやすかったり、肩こりの症状がひどくなると感じる人も多いのでは? 体の冷えや筋肉の緊張による「血行不良」は、肩こりの原因の一つ。冷えが気になり始めるこの時期、凝り解消のための血流アップ術を紹介します。

血流が悪くなると、肩が凝りやすくなる!

秋冬になると肩が凝りやすくなる――そんなふうに感じている人も多いのではないだろうか。それは、寒さで肩をすくめたり、冷えによる血行不良が原因かもしれない。「血管は、血液にのせて酸素や栄養を運び、老廃物を取り除くライフラインのようなもの。血流が滞ると、筋肉の活動に必要な栄養が不足し、老廃物がスムーズに排出できなくなるため、凝りや痛みが生じやすい」と医師で健康アドバイザーの福田千晶さんは説明する。

こんな人は肩が凝りやすい

・姿勢が悪い

・同じ姿勢でいる時間が長い

・目が疲れる作業が多い

・運動をしない

・冷えやすい

・ストレスが多い

「とくに肩が凝りやすいのは、スイカ1個分ほどの重さの頭を支えているから。猫背や首を前に傾ける姿勢で首や肩の緊張が続くと、筋肉が硬くなり血管を圧迫してしまう」と福田さん。また、冷えによる血行不良も凝りの原因になる。「近年は、生活環境の変化や、首や肩を露出したファッションが原因で、一年中冷えを感じる女性が増えている」と福田さん。寒気を感じると体に力が入り、筋肉が緊張するため、凝りも生じやすくなるのだ。

※詳しい凝りのメカニズムは第2回を参照

血流を良くして凝りを防ぐにはどうしたらいい?

血行不良を防ぐためには、まず肩を冷やさないなどの工夫が大切だ。「ストールや温熱グッズで体を温めるほか、お風呂に浸(つ)かるのも効果的。脳が温かさや心地よさを感じることで、副交感神経が優位になり血管が拡張するため、血液と熱が全身に効率よく巡るようになる。また、浮力や水圧で筋肉のこわばりもほぐれやすい」(福田さん)。同時に、体をきつく圧迫するような洋服を避けたり、荷物を持つときは片腕だけでなく左右交互に持つようにすると、血流が滞りにくくなり、老廃物も流れやすくなるという。「そのほか、温かいスープやドリンクを飲んで体の中から温めることで、血流アップ効果も期待できる。とろみがあり、胃腸でゆっくり消化されるようなものを選ぶと温まりやすい」(福田さん)。

一方、家庭用医療機器の中には、血管を拡張することで血流を高め、硬くなった筋肉をゆるめるものもある。こういったグッズを上手に取り入れて、巡りの良い体で凝りを撃退しよう。

気になるところを集中ケア(温める)