TOP

凝り解消メソッド1:座り方を変えるだけで凝りがラクになる!

凝り解消メソッド1:座り方を変えるだけで凝りがラクになる!

凝り解消メソッド1:座り方を変えるだけで凝りがラクになる!

2017.11.21

渡辺満樹子=ライター
三弓素青=イラスト(図版)

仕事はデスクワークが中心で、気がつくと肩がガチガチ……。そんな人が今すぐできるシンプルな肩こり対策が、“座り姿勢”を見直すこと。間違った座り姿勢を続けると体への負担が重なり、凝りだけでなく様々な不調の原因に。肩こりがラクになる、正しい座り方をご紹介します!

あなたの座り方は正しい?現代人に多い“2大座り姿勢”

連載第1回で、現代人の肩こり理由の一つは、長時間の座り姿勢にあることを紹介した。実際にオフィスワーカーの中には、パソコンの前に座っている時間が1日10時間を超えるという人も少なくなく、それらの人にとって一日の大半を占める座り姿勢が体に与える影響は相当のもの。

「実は“座り姿勢=ラクな姿勢”というのは大きな勘違いで、首や肩、腰には立っているとき以上の負担がかかっている。悪い座り姿勢は、頭痛、首や肩の凝り、ストレートネック、腰痛、背中や手足の痛み、しびれやむくみ、便秘など、様々な痛みや不調の原因になる」と、KIZUカイロプラクティックグループ代表院長の木津直昭さん。

そもそも、良い姿勢と悪い姿勢は何が違うのだろうか?「良い姿勢は見た目も“美しい姿勢”で、体に負担がなく、痛みなどの症状が出にくい状態。一方、悪い姿勢は見た目も“格好悪い姿勢”で、体への負担が大きい座り方。重力に負けてしまい、筋肉や関節、内臓などの組織に負担がかかりやすい状態といえます」(木津さん)。

実際にオフィスで見られる悪い座り姿勢が、下の「猫背タイプ(1)」と「反り腰タイプ(2)」。「反り腰タイプは一見良い姿勢に見えるが、いずれにせよ頭の重心が体の中心軸からずれている不安定な姿勢。猫背と反り腰は表裏一体で、疲れたらこの2つの座り方を交互に繰り返している人も多い」と木津先生。

猫背タイプは頭が前傾して背中が丸まり、骨盤が後傾するため、特に腰椎への負担がかかりやすい。一方、反り腰タイプは、腰を反らすことで骨盤が前傾し、背部の筋肉や腰の関節(椎間関節)に負担がかかりやすくなるという。

オフィスワーカーに多い2大座り姿勢

猫背タイプの分類
・猫背座り ・背中座り
特に男性に多い猫背タイプの代表が、パソコンの画面にのめり込むように顔を近づけて背中が丸くなる「猫背座り」。胸の筋肉が縮んで前肩になり、首・肩こりや頭痛、肩甲骨間の凝りや痛みが起こりやすい。もう一つは、椅子の背にもたれて腰を丸める「背中座り」で、電車でスマホを見るときになりやすい姿勢。ともに腰椎への負担が大きく、腰痛、椎間板障害の原因になる。

反り腰タイプの分類
・スフィンクス座り ・チョコン座り
反り腰タイプの一つが、背中を反らして上体を前傾させ、体重を机上の腕で支えて座る「スフィンクス座り」。肩が上がって首が縮こまるため、背中や首、肩、腕の痛みやしびれの原因に。一方、椅子に浅く“チョコン”と座って腰を反らせる「チョコン座り」もこのタイプ。背中や腰に負担がかかるだけでなく、お腹に力が入りにくくなるため、ポッコリお腹の原因に。

凝りがラクになる、美しい座り姿勢のつくり方