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凝り解消メソッド1:座り方を変えるだけで凝りがラクになる!

凝り解消メソッド1:座り方を変えるだけで凝りがラクになる!

凝り解消メソッド1:座り方を変えるだけで凝りがラクになる!

2017.11.21

渡辺満樹子=ライター
三弓素青=イラスト(図版)

凝りがラクになる、美しい座り姿勢のつくり方

では、体への負担が少ない正しい座り方はどんなものかというと、下のイラスト3のように骨盤が真っすぐに立った状態。「骨盤を立たせると、おへその4〜5cmほど下にある体の中心部=丹田(たんでん)に力が集中するのが分かるはず。この“丹田座り”をすると肩や腰の力が抜け、背骨が縦方向にすっと伸びます」(木津さん)。

“丹田座り”のポイントは、猫背と反り腰の中間=ニュートラルで座ること。椅子に座りながら猫背と反り腰を繰り返し、中間で止める動きをすると分かるはず。

中間で止めたときに丹田に力が入る場所が、重心が体の真ん中=体にとってラクな座り方。正しい姿勢がつくれるようになったら、下のイラストのようにデスクまわりの環境も工夫すると、凝り解消により効果的だ。

凝りを防ぐ デスクまわりの工夫

・パソコンは斜めに置かず、体の正面に置く

・ディスプレイの位置は目線より5〜10度下に(※)

・できるだけ深く座る

・ひじの角度は95〜110度くらいに

・太ももと床を平行にし、足は床に着ける

※ノートPCの場合は台に載せて目線に合わせ、外付けのキーボードを使うのがお勧め

疲れたら、「ポスチャーチェンジ法」を試してみよう

正しい座り方ができても、同じ姿勢を長時間維持するのは難しいもの。「正しい座り姿勢をとる機会を”増やす”だけで、身体への負担はぐんと減りますが、無理して良い姿勢を続けるのはNGです。辛い姿勢は筋肉の緊張を招き、障害の原因になる場合もあります。できるだけ体が楽な状態で骨盤が立つように、タオルなどを使って調整するのが、良い姿勢を楽に続けるコツです」と木津さん。

そこで、良い姿勢を無理なくキープするためのメソッドとして、タオルを使った「ポスチャーチェンジ法」を教えてもらった。

用意するのは厚手のバスタオル。まずは骨盤を立たせて座り、疲れを感じたら、八つ折りにしたバスタオルを背もたれと腰・背中の間に当てる(丸めるなどして厚さの調整を)。一定時間がたったら、腰・背中→骨盤の後ろ→お尻の下、とバスタオルを当てる位置を変えていく。このように座り方を調整することで、負担がかかる部位を変えることができ、長時間のデスクワークでも続けやすくなるという。

毎日少しずつ正しい姿勢を増やす意識を持って、しつこい肩こりの解消を目指そう。

プロフィール

KIZUカイロプラクティックグループ代表院長

木津直昭さん

カイロプラクティック健康科学士(豪州)。日本では数少ないWHO基準カイロプラクターの一人。1992年、東京・日本橋で開業。PCやスマホによりゆがむ「マウス症候群」「スマホ症候群」研究の第一人者として、豊富な臨床経験に基づき新聞やテレビ等に多数出演。著書に『究極の座り方』(文響社)など多数。