“明日”をつむぐテクノロジー

ライブシューティングやトークショーなども開催 進化するメモリカードが「CP+2017」で一堂に高画素に適した大容量と高性能を両立

NAND型フラッシュメモリを知り尽くした東芝が手掛ける大容量・高性能のメモリカードは、進化する一眼レフやミラーレスカメラの性能を引き出してくれるとして、プロカメラマンにも評価が高い。UHS-IIに対応したSDHC/SDXCメモリカード「EXCERIA PRO」をはじめ、無線LAN内蔵の「FlashAir」などを幅広く取り揃える。2017年2月にパシフィコ横浜で開催される「CP+2017」にて、新製品を含めて一堂に展示される。
高橋 俊和 氏 株式会社 東芝 ストレージ&デバイスソリューション社 メモリ事業部 メモリ営業推進統括部 統括部長

デジタルカメラの高画素化の進化はとどまるところを知らず、一眼レフのエントリーモデルでも2000万画素前後は当たり前になり、上位機種の一部は5000万画素を超えるまでになってきた。動画の世界でも高画素化(高ビットレート化)が進み、フルHDの4倍の解像度を持つ4K機能がデジタルビデオカメラだけではなくデジタルカメラの一部のモデルに搭載され始めている。

こうした高画素時代に求められるのが、大容量、高性能なメモリカードである。

多くの枚数の写真や長時間にわたる動画を余裕をもって記録できる大容量。ストレスのない連続撮影や、高ビットレートとなる4K動画の記録に対応できる書き込み性能。

撮影者の多様なニーズや表現意図を満たすとともに、進化の著しい機材の性能を余すところなく引き出すためにも、こういった要件を満たすメモリカードをユーザー自らが選択する時代に入ってきたとも言えるだろう。

表現の多様化や機材の
進化に応えるラインアップ

表現の多様化や機材の進化に応えるために、幅広いメモリカード製品を提供しているのが東芝だ。

読み出し性能最高260MB/s、書き込み性能最高240MB/sを実現した「EXCERIA PRO」(エクセリア・プロ)メモリカードを筆頭に、無線LAN機能を内蔵した「FlashAir」(フラッシュエア)や、近距離無線通信のNFC機能内蔵版、および高速近接無線の「TransferJet」(トランスファージェット)内蔵版などを取り揃えている(図1)。

「東芝は1980年代にフラッシュメモリを発明し、その後の技術開発においても常に業界の先頭を走ってきました。現在、高度に自動化を図った三重県四日市市の当社工場で生産されるフラッシュメモリは、その品質と信頼性において市場から高い評価を得ています。また、メモリカードに搭載されるコントローラLSIも自社で開発しており、フラッシュメモリの特性を知り尽くしている強みを生かして、性能を最大限に引き出す工夫を盛り込んでいます」と、東芝でメモリカード製品を担当する高橋 俊和氏は特徴を説明する。

同社はSDメモリカードの業界標準規格を定めるSDアソシエーションの中核的なボードメンバーの1社として各種規格の策定にも深く関わっているほか、主要なカメラメーカーとも情報交換を通じて互換性の向上などに努めているという。

【図1】東芝のSDメモリカードのラインアップ
[図版のクリックで拡大表示]

CP+2017では現行製品に加えて
新製品をお披露目

東芝は、2017年2月23日(木)から26日(日)までパシフィコ横浜にて開催される「CP+2017」(シーピープラス)に、メモリカードを中心に、写真や動画の記録に適した同社のパーソナルストレージ製品を一堂に展示する。

一般社団法人カメラ映像機器工業会(CIPA)が主催するCP+展は、日本を代表するカメラ関係の展示会として認知されている。東芝は2015年2月に開催されたCP+2015から出展。記録メディアを中心とした展示のほか、プロカメラマンによるライブシューティングやトークショーで好評を博してきた。

今回のCP+2017では、これまでと同様に、

  • EXCERIA PROシリーズのSDHC/SDXCメモリカードおよびCompactFlashカード
  • FlashAir SDHCメモリカード
  • ・NFC搭載のEXCERIA SDHC/SDXCメモリカード
  • TransferJet搭載のSDHCメモリカードと対応アダプタ

その他にも、SD/microSDメモリカード、USBメモリ、外付けハードディスクの各製品を展示する。また、

の展示も予定されている。

ステージイベントとしては、「エクセリア・アンバサダー」としてEXCERIA PROを使用して撮影のワークフローを確立しているプロカメラマンの安澤 剛直氏、池之平 昌信氏、島田 敏次氏、土屋 勝義氏、勅使河原 城一氏、桃井 一至氏のほか、Web Magazine「SHOOTING」編集長の坂田 大作氏、およびプロカメラマンの佐藤 倫子氏を招いて、ライブシューティングやトークショーが行われる。

また、東芝のパーソナルストレージ製品のイメージキャラクターである女優の有村 架純さんが出演する新しいテレビコマーシャルが同社ブースで上映されるのも注目だ。さらにCP+2017会場内のアウトレットコーナーでは同社製品の販売が行われる。

UHS-IIに対応した
高性能なEXCERIA PRO

ここで、CP+2017のプレビューも兼ねて、いくつかの製品を見ていこう。

EXCERIA PRO(図2)は同社のメモリカード製品の中ではフラグシップモデルに当たり、高画素での連写や4K動画の撮影にも対応した高いスループットが特徴である。「技術的に難しい大容量化と高性能化を両立したメモリカードです」(高橋氏)。

EXCERIA PROのうち「SDXU-Bシリーズ」は、読み出し260MB/s、書き込み240MB/sまたは150MB/s(容量128GB品)、UHSスピードクラス3のSDHC/SDXCメモリカードだ。本製品は、UHSスピードクラス3に準拠しているため、一眼レフの上位モデルなどに搭載されている数百Mbpsのビットレートを持つ4K動画記録にも対応できる。

このほか、ハイエンドモデルのEXCERIA PRO「SD-KUシリーズ」(読み出し95MB/s、書き込み75MB/s、SDスピードクラス CLASS 10、UHSスピードクラス1)、microSDHC/microSDXCサイズ(UHS-II、UHSスピードクラス3、SDスピードクラス CLASS 10、容量16GB~64GB)、およびEXCERIA PRO CompactFlashカード(UDMA7、容量16GB~128GB)もラインアップされる。

【図2】EXCERIA PROTM(SDXU-Bシリーズ)のSDHC/SDXCメモリカードラインアップ
[図版のクリックで拡大表示]

使い方を広げる
無線LAN内蔵のFlashAir

FlashAirは無線LAN機能(IEEE 802.11b/g/n)を統合したSDHCメモリカードだ(図3)。性能はSDスピードクラス CLASS 10で、容量は8GB/16GB/32GBである。

メモリカードをデジタルカメラから抜いてカードリーダーに挿さなくても、撮影した写真や動画データを無線LAN経由でパソコンやスマートフォンにそのまま転送することができるため、使い勝手がよくユーザーの評価も高い。

また、アドホック接続にも対応しているため、屋外などWi-Fiのアクセスポイントがない環境でもデータ転送が可能となっており、例えば旅行先で記念写真を手軽にシェアすることもできる。

FlashAir上のデータをスマートフォンから読み込む純正アプリと、撮影したデータをスマートフォンやタブレット、PC等に自動転送するRicoh Innovations Corporation製アプリケーション「Keenai」とも連携するようになり様々な使い方が楽しめるようになった。

NFC(近距離無線通信)を内蔵したEXCERIAは、NFCに対応したAndroidスマートフォンにかざすだけでメモリカードに記録されている写真のサムネイル(最大16枚)や空き容量を見ることができるのが特徴だ。どのカードにどの写真が入っているか、メモリカードリーダーにひとつずつ挿さなくても確認できる。

TransferJet搭載メモリカードは高速でデータを転送できる近接無線機能を内蔵したSDHCメモリカードである。TransferJetの無線の到達距離は3cmと短く、駅の改札でICカードをかざすようなイメージでコンテンツを転送できるため、大容量コンテンツの配信などに提案していく。

【図3】Wi-Fiを内蔵したFlashAir
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機材の真価を引き出す性能と
高い信頼性

コンパクト・デジタルカメラの市場はスマートフォンに押され縮小傾向にある一方で、画質に優れレンズ交換ができる一眼レフやミラーレス市場は堅調で、各社から魅力的な製品が続々と投入されている。

高画素化、軽快なレスポンスと高速連写、4Kを含む動画撮影機能などが共通する特徴で、そうした最新機材の真価を引き出すためにも、大容量かつ高速なメモリカードと組み合わせて使うのがベストと言えるだろう。

ただしメモリカードの大容量化は、なんらかの障害が発生したときに、多くの写真や動画が一瞬にして失われるリスクにもつながる。メモリカードに高い信頼性が求められるのはそのためだ。

「フラッシュメモリ素子とコントローラを自社で開発していることを強みとしながら、これからもプロからアマチュアまでご満足いただける高性能で高品質なメモリカード製品を提供していきたいと考えています」と、高橋氏は強調する。

高画素化が進むカメラ機材の性能を生かし、かつ、撮影者の多様なニーズに応える東芝のメモリカード製品の数々を、CP+2017会場の東芝ブース(M-02)で体験していただきたい。

お問い合わせ

  • 東芝コンシューママーケティング株式会社

    ■メモリ製品に対するお問い合わせ
    ブリッジメディア商品サポートセンター  TEL. 0120-538106
    ■ハードディスク製品に対するお問い合わせ
    東芝パーソナルストレージサポートセンター  TEL. 0120-057811

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