ITpro SPECIAL

panasonic

モバイルビジネス最強化計画

レッツノート/タフパッドで企業力UP !最新モバイル活用シーン・事例を完全網羅!

モバイルビジネス最強化計画

活用事例2015年12月22日公開

レッツノート“熱烈”ユーザーインタビュー

サイバーセキュリティの“トップガン”に訊く!レッツ

未曾有の脅威に立ち向かう名和氏を支えるレッツノート

イメージ

情報漏えい、不正アクセス、Webサイトの改ざんなど、我が国の情報セキュリティを取り巻くさまざまな脅威が拡大し続けている。名和利男氏はそうした脅威に最前線で立ち向かう、サイバーセキュリティの第一人者だ。サイバー攻撃を繰り返す攻撃者と日々戦い、その高度なスキルから“トップガン”とも呼ばれる名和氏が、仕事の相棒に選んでいるのがレッツノートである。名和氏が今感じているサイバー攻撃の脅威とは何か。12年という長きにわたりレッツノートを選び続けている理由と共に訊いた。

拡大するサイバー攻撃の脅威と戦う

名和氏
サイバーセキュリティ技術者
名和利男(なわ・としお)
株式会社サイバーディフェンス研究所他に所属。
以前は航空自衛隊において、信務暗号・通信業務/在日米空軍との連絡調整業務/防空指揮システム等のセキュリティ担当(プログラム幹部)業務に従事。その後、国内ベンチャー企業のセキュリティ担当兼教育本部マネージャ、JPCERT/CC早期警戒グループのリーダーを経て、サイバーディフェンス研究所に参加。専門分野であるインシデントハンドリングの経験と実績を活かして、CSIRT(Computer Security Incident Response Team) 構築及び、サイバー演習(机上演習、機能演習等)の国内第一人者として、支援サービスを提供している。

── 参加されているサイバーディフェンス研究所について教えてください。

名和氏 サイバーディフェンス研究所(CDI)は、セキュリティの技術者集団です。“キーンエッジ(keen edge)”な会社を目指していまして、これは和訳すると「鋭い刃」という意味です。サイバー攻撃を作り出している攻撃者に追い付き、追い越すことができなければ、攻撃を防御することはできません。盾であると同時に矛でもあるというスタンスで、これはCDIのロゴマークにも表れています。

 業務内容としては、システムを模擬的に攻撃して侵入を試みる「ペネトレーションテスト」や、サイバー攻撃者の動向を徹底的に解析して把握する「サイバーインテリジェンス」などがあります。それから、CSIRT(Computer Security Incident Response Team:ネットワークの監視や、問題が発生した時の対処などを行う組織)の構築支援や、サイバー演習の実施支援なども行っています。

 また、業務として恒常化しているのが、「デジタル・フォレンジック」です。フォレンジクスには鑑識という和訳があります。例えば、家に泥棒が入った時、指紋や足跡を探すのは鑑識官の仕事ですね。コンピュータシステムに侵入者があった場合、その足跡に相当する証跡やログなどを分析して、攻撃者の挙動を把握する。それがデジタル・フォレンジックです。

防御側のスキルが“地盤沈下”を起こし始めている

── メインとなっているミッションはなんでしょう?

名和氏 その時々によって、あるいは攻撃者の動向によってなすべきことは大きく変わってきます。今一番多いのは、攻撃者の内情を把握する、サイバーインテリジェンスの部分です。

 その他にも、マルウエアの解析やデジタル・フォレンジックなども可能な限り行っていますし、企業の経営者や意思決定者、官僚の意識啓発、さまざまなサークルの支援などもしています。国外の軍事関係、情報機関の支援ということで、海外への出張する機会も多いです。

── 今一番感じている危機はなんでしょうか?

名和氏 サイバー攻撃者による脅威は、縦横で広がっています。縦の指標は攻撃者の能力、技術力です。これは年々向上しています。横軸は攻撃者の数です。模倣犯や、先人のハッカーたちが作ったマテリアルやハッカーツールを使う人が激増しています。

 さらに危惧しているのは、防御側のスキルが“地盤沈下”を起こし始めていることです。昔はそれなりにITのスキルを持った方がユーザーになっていました。しかし、今はお年寄りでもスマートフォンを使う時代です。平均すると防御側のスキルがじわじわと下がりつつあると言えます。

 攻撃側だけが増加しているように見えますが、実は、防御側のレベルが下がっていることに誰も気付かない。しかもその地盤沈下の速度は毎年上がっています。どこまで下がるのだろうかと、歯止めが利かない状況に脅威を感じています。

名和氏
防御側のスキルレベルの“地盤沈下”がもう一つの脅威だと語る名和氏。

※記事は執筆時の情報に基づいており、現状と異なる場合があります

レッツノートであなたのビジネスを加速する!

© 2017 Nikkei Business Publications,inc. All Rights Reserved