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モバイルビジネス最強化計画

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モバイルビジネス最強化計画

特集2017年3月13日公開

アジアで初開催された フリーライドスキー・スノーボードの世界的イベント

「FREERIDE HAKUBA」の魅力タフ

- 大会運営にタフパッド/タフブックが活躍 -

苛酷な環境でのイベント運営にはIT機器にも「タフさ」が不可欠

 「FREERIDE HAKUBA」のような大規模イベントを安全かつ円滑に開催する上では、IT機器の利用が欠かせない。とりわけ、フリーライドスキー・スノーボードは雪深い自然の山中で行われる競技なだけに、用いる機器にもそうした環境に対応できるだけの「タフさ」が求められる。

 そこに貢献したのが、パナソニックから提供された頑丈タブレット・PC「タフパッド」「タフブック」だ。タフパッドは、5型液晶の「FZ-X1」、7型液晶の「FZ-M1」、10.1型液晶の「FZ-G1」が、タフブックは10.1型のデタッチャブルモデル「CF-20」および14型の「CF-54」が、合わせて20台用意され、様々なシーンで活用された。

*CF-54は海外モデルで国内では一般販売されておりません。
5型のタフパッド「FZ-X1」シリーズ。音声通話機能も備える。
5型のタフパッド「FZ-X1」シリーズ。音声通話機能も備える。
手前は14型のタフブック「CF-54」。奥がデタッチャブルの10.1型タフブック「CF-20」。
手前は14型のタフブック「CF-54」。奥がデタッチャブルの10.1型タフブック「CF-20」。

 まずはイベントを開催する上での至上命題ともいえる安全管理だ。2016年12月から今年1月前半にかけて、白馬は雪不足に悩まされていた。ところが 「FREERIDE HAKUBA」開催直前になって、突如、4日間で2.5mも積もるほどの豪雪が降ったのだ。その結果、当初、競技を行うはずだった斜面が、雪崩の危険性が高すぎるということで使えなくなり、急遽、別の斜面に変更することに。スイスと白馬のセキュリティチームが合同で、大雪の中を連日、朝から晩まで山中に入り、競技開催可能な斜面を探し回った。

「セキュリティチームが歩き回る山中では、突然雪が降り出す時があります。気温もマイナス20℃くらいまで低下することがあり

、そういう低温環境では通常のスマートフォンやタブレットではあっという間にバッテリーがなくなってしまう。タフパッドの場合、雪で濡れても全く問題ないし、低温にも強くバッテリーが急激に減ることもありません」と福島氏は話す。

悪天候や極低温化でも使えるタフパッドの環境性能を評価する福島氏。
悪天候や極低温化でも使えるタフパッドの環境性能を評価する福島氏。

大会当日の進行管理の上でもタフパッドは大きく貢献した。例えば、ライダーが転倒し、スキー板が外れるなどした場合、次のライダーが同じラインを滑ろうとしていたら、転倒したライダーが斜面を登って板を取りに行くまでスタートゲートで待たなくてはいけない。しかし、いちいち待っていたら進行が遅れてしまうため、別のラインを滑るライダーを先に滑らせ、スタート順を入れ替える。その際に、スタートゲートにいるスタッフは、順番の入れ替えに関する記録や音声通話での本部との連絡を、5型で小型軽量のタフパッド「FZ-X1」を用いて行っていた。

「この際、グローブをつけたまま操作できるのが非常に助かりました。グローブを外したままずっと操作していたら間違いなく凍傷になってしまいます。画期的だなと思いましたね」

5型で小型軽量のタフパッド「FZ-X1」。手袋のまま操作でき、音声通話によるコミュニケーションで競技のスムーズな進行をサポートした。
5型で小型軽量のタフパッド「FZ-X1」。手袋のまま操作でき、音声通話によるコミュニケーションで競技のスムーズな進行をサポートした。
競技スタートの前には、山岳ガイドチームが、雪山の写真に網目を引いて「A1」「B1」といったグリッドを作り、それを見ながら「山の斜面のどこが危ない」「どこに岩やクラックがある」といったことを検討する「フェイスチェック」も行う。その写真を大型液晶搭載のタフパッド/タフブックに映し出すことで、降雪時もテントの外でフェイスチェックを行えた。
競技スタートの前には、山岳ガイドチームが、雪山の写真に網目を引いて「A1」「B1」といったグリッドを作り、それを見ながら「山の斜面のどこが危ない」「どこに岩やクラックがある」といったことを検討する「フェイスチェック」も行う。その写真を大型液晶搭載のタフパッド/タフブックに映し出すことで、降雪時もテントの外でフェイスチェックを行えた。

 タフブック「CF-20」および「CF-54」は、本部テントや、ライブ映像の配信を行うプロダクションテントで用いられた。本部テントでは、順位の集計や、選手のパーソナルデータの閲覧などに14型の「CF-54」を活用。10.1型デタッチャブルの「CF-20」は、通常のパソコンとしてはもちろん、液晶を外してタブレットスタイルにして、スタッフみんなで画面を見ながら打ち合わせをする、といった形でも使われた。プロダクションテントでは、ライブ中継を行うにあたり、「CF-20」でライダーたちのスコアを入力し、映像と重ねて流す、という活用がされた。

「本部テントは屋根があるだけの簡易的なテントだったので、普通ならパソコンなんてとても使えません。プロダクションテントは、様々な機材があるため、密閉して防水対策をしているのですが、それでもどうしても雪などが入ってきます。私も、プロダクションテントで映像配信の模様を見ている時に、パソコンに服に付いていた雪をかけてしまい、スイス人のスタッフにひどく怒られたのですが、そのパソコンがタフブックだったので助かりました」

10.1型デタッチャブルの「CF-20」は、雪上車のコクピットでも活躍できる。
10.1型デタッチャブルの「CF-20」は、雪上車のコクピットでも活躍できる。

外国人スタッフも絶賛。ウインタースポーツのマーケットにフィットする

 タフパッド/タフブックはスイス側のFWTスタッフからも大好評で、みんな「これはすごい!」と驚いていたという。「どこで手に入るんだ? 買って帰りたい」と福島氏に尋ねてくる人も何人もいたという。

「競技を行う斜面を探すセキュリティチームの中に、MITの技術者が開発した雪の深さを一瞬で測るポールを持っていたメンバーがいて、その情報収集・管理にタフパッドも一緒に持ち歩いて使っていたのですが、彼も『こんなに素晴らしいギアに出会ったことがなかった。一度使ったらもう普通のタブレットには戻れない』と絶賛していました。1台のFZ-G1は彼が手放さず、ほとんど彼専用になっていました」

 実際、「FREERIDE HAKUBA」終了後、白馬村観光局ではタフブック「CF-20」を1台購入。内蔵カメラでゲレンデの写真を撮って、ただちに雪の状況を知らせるコメントをつけて白馬村観光局のSNSページにアップするといった形で、情報発信に役立てている。

「タフパッド・タフブックは、ウインタースポーツのマーケットにぴったりフィットする、ポテンシャルの高いギアだと感じます。スキーパトロールやFWTの海外大会のスタッフにも積極的に紹介しています。今回の大会を通じても、想定していなかった新しい使い方をいろいろ見つけられました」と福島氏は語る。

ヨーロッパのスキー場では、安全管理のために人工的に雪崩を起こすにあたり、ダイナマイトを使うこともある。バーコードの付いたFZ-X1を見て、ダイナマイトの管理にも活用できる、と言う声も。
ヨーロッパのスキー場では、安全管理のために人工的に雪崩を起こすにあたり、ダイナマイトを使うこともある。バーコードの付いたFZ-X1を見て、ダイナマイトの管理にも活用できる、と言う声も。

世界最高のスキーリゾートを目指し、白馬は進化を続ける

 「FREERIDE HAKUBA」は、来年以降も継続的に開催予定。今回は予選トップランクの4スターの大会を開催したが、来年はトップ大会で、世界で5戦しか行われていないFWTの本戦を開催することを目指している。「白馬でトップ大会を開催し、ゆくゆくは日本のいろいろなスキー場で予選会が開かれ、最終的にみんなが白馬での本戦を目指す、という形にできればと思っています。フリーライダーが増えている中、彼らが世界へ出ていく扉を広げる役割を果たしたいですね」と福島氏は意気込む。

「フリーライドスキー・スノーボードの人気が高まるにつれ、スノーギアも進化し、お客様が簡単に山奥まで行けるようになってきました。そうなると、我々スキーリゾート側も、新たなルール作りや、パトロール、ガイドのスキル向上を図るとともに、IT機器についても積極的に活用し、進化していかなくてはならない。そんな時に、タフパッド/タフブックのような利便性とタフさを併せ持つ存在は心強い。白馬村としても、世界最高のリゾートを目指すにあたり、こうしたギアの導入を進め、日本のスキーリゾートの手本になっていきたいですね」(福島氏)

 白馬の、そして世界中のスキーリゾートの進化に、タフパッド/タフブックが貢献できることはまだまだ多そうだ。

盛況のうちに幕を閉じた「FREERIDE HAKUBA」。2018年は世界で5戦しか行われていないFWTの本戦を開催することを目指す。
盛況のうちに幕を閉じた「FREERIDE HAKUBA」。2018年は世界で5戦しか行われていないFWTの本戦を開催することを目指す。
雪山という過酷な環境をものともせずスムーズな大会運営を支えたタフパッド/タフブック。ウインタースポーツに限らず、1年を通じて様々なスポーツイベントでの活躍が期待できそうだ。
雪山という過酷な環境をものともせずスムーズな大会運営を支えたタフパッド/タフブック。ウインタースポーツに限らず、1年を通じて様々なスポーツイベントでの活躍が期待できそうだ。

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