2010年1月に発表された最新レッツノートは、本体の軽さや長時間駆動といった強みを損なうことなく、新世代のCPU「新2010 インテル® Core™ vPro™ プロセッサー・ファミリー」に完全移行した。そのパフォーマンスは、記者の想像をはるかに超えるものだった。
(2010年1月25日公開)
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| F9 | S9 | N9 | R9 | |
|---|---|---|---|---|
| CPU | 標準電圧版 インテル® Core™ i5-520M vPro™ プロセッサー |
超低電圧版 インテル® Core™ i7-620UM vPro™ プロセッサー |
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| 動作周波数 | 2.40GHz、 インテル® ターボ・ブースト・テクノロジー利用時は最大2.93GHz |
1.06GHz、 インテル® ターボ・ブースト・テクノロジー利用時は最大2.13GHz |
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| 液晶 | 14.1型ワイド (1440×900ドット) |
12.1型ワイド (1280×800ドット) |
10.4型ワイド (1024×768ドット) |
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| 質量 | 約1.61kg | 約1.32kg | 約1.26kg | 約0.93kg |
| バッテリー駆動時間 | 約9時間 | 約14時間 | 約7.5時間 | |
| 光学ドライブ | スーパーマルチ | スーパーマルチ | − | − |
| 頑丈設計 | 76cm落下試験(底面方向、動作時)、キーボード全面防滴、100kgf加圧振動試験 | |||
「軽さと長時間駆動とを両立させたビジネスモバイルは、超低電圧版のCPUを搭載するのが当たり前」――そんな常識を覆したのが、2009年秋に発売された「レッツノートS8」だった。標準電圧版の高速なCPUを搭載し、他社のビジネスモバイルを圧倒する処理能力の高さでユーザーの度肝を抜いた。
しかし、これはレッツノートが選んだ「高性能化」という道の、ほんの始まりに過ぎなかった。今回発表された2010年春モデルは、またしても、ユーザーを驚かせる大きな進化を遂げていた。比較のため、旧モデルと合わせてベンチマークテストを行った結果が次のグラフだ。最新のS9は、直前のモデルS8と比べて約1.4倍、さらにその前のモデルW8(Sシリーズの前身)と比べると、なんと約2倍も高いスコアを記録している。

もはや他のビジネスモバイルと同じカテゴリーに入れること自体が間違いではないかと思われるほど、レッツノートはずば抜けたスペックを実現している。パナソニックは、レッツノートを「プロフェッショナルモバイル」と呼んでいる。単に携帯しやすいだけでなく、高速で快適なコンピューティング環境を、いつでもどこでもフル活用できる。常にベストなパフォーマンスで仕事をこなしたいビジネスパーソンのための道具として、レッツノートは独自の進化を重ねているのだ。
なお、今回はF9とT9のベンチマークは行わなかったが、スペックはS9と同等だ。スコアも同程度と見積もっていいだろう。
レッツノートのパフォーマンスを、別の角度から見てみよう。新旧のレッツノートで、フルHD動画のトランスコードを実行した様子だ。バックグラウンドでは、デスクトップを録画するためのソフトも動いている。
やはりS9が抜きん出た速さを示しているが、R9も健闘している。筆者はS9、R9を実際に数日間使ってみたのだが、そのスピードをさまざまな場面で体感することができた。使っていて気分が良くなるほどのレッツノートの軽快さには、主に3つの理由がある。



このうち「インテル® ハイパースレッディング・テクノロジー」と「インテル® ターボ・ブースト・テクノロジー」は、旧世代の「インテル® Core™2 Duo プロセッサー」までは搭載されていない先進の技術だ。なおかつ、インテル® ターボ・ブースト・テクノロジーは新世代CPUの中でも、レッツノートが採用した上位2種の「インテル® Core™ i5 プロセッサー」「インテル® Core™ i7 プロセッサー」にしか搭載されていない。
なぜ、レッツノートは、他社のビジネスモバイルに先駆け、こうした高性能なCPUを搭載できたのだろうか。2009年秋のS8ではじめて採用された、レッツノートだけの先進的な放熱設計とバッテリーに秘密がある。
特殊な形状で2枚重ねにしたレッツノートS8の独自の放熱ファンは、コンパクトながら大風量で、なおかつ静音性も高いというきわめて優れた特長をもつ。培われた放熱設計のノウハウは、今回、コンパクトなR9にも生かされた。薄型軽量の新型ファンを最も効率の良い位置に配置しつつ、風の流れを最適化することにより、冷却性能をアップさせた。これにより、より性能の高い、つまり発熱量の大きいCPUを選択できるようになったのだ。
さらに、やはりS8から採用した高密度バッテリーを、新モデルではF9、S9、N9、そしてR9と全ての機種に搭載した。この業界最大容量のバッテリー(パナソニック調べ。18650サイズにおいて)によって、長時間駆動や本体の軽さを損なうことなく、より高性能なCPUを選ぶことができたのである。
なお、高速モバイル通信の本命ともいわれるWiMAXを、F9、S9、N9は標準搭載している。通信速度も受信最大20Mbps、送信最大6Mbpsと、前モデルから2倍前後高速化した(ベストエフォート)。エリアが急速に全国へ広がっていることに加え、料金プランに月額380円からスタートする2段階プランが登場したこともあって、WiMAXはすでに身近なサービスとなっている。ダイヤルアップが必要な他のモバイル通信と異なり、外出先でレッツノートを開き、スリープを解除した瞬間からインターネットに高速でつながるWiMAXは、まさにプロフェッショナルモバイルにふさわしい通信手段といえるだろう。
よりハイスペックなCPUやSSDなど、店頭モデルよりも高性能なレッツノートが手に入る「マイレッツ倶楽部」。本体カラーとのコーディネーションを選べるカラー天板も人気のオプションだ。
ここまでの紹介は店頭モデルを想定したものだったが、実は、パナソニックのレッツノート直販サイト「マイレッツ倶楽部」にはさらに高性能なモデルが用意されている。ワンランク上のCPU、大容量のハードディスク、そしてBluetoothの標準搭載など、店頭モデルにはない多くの魅力があり、3年間の長期保証や購入後の点検・クリーニングサービスが提供されるなど、アフターサポートもいたれりつくせりだ。
このマイレッツ倶楽部のラインアップの中でも、特に注目したいのがS9の最上級モデル「プレミアムエディション」。より高速な標準電圧版 インテル® Core™ i5-540M vPro™ プロセッサー(動作周波数 2.53GHz、インテル® ターボ・ブースト・テクノロジー利用時は最大3.06GHz)と、省電力でありながらディスクアクセスの高速化も実現する256GBのSSDを備え、なおかつメモリーも最大8GBまで搭載できるという、エグゼクティブ仕様の超ハイスペック・レッツノートだ。
このほか、マイレッツ倶楽部では天板のカラーを選ぶこともできる。Sシリーズ8色、Rシリーズ11色など豊富なカラーが用意されており、自分を主張するカラーを見つけることが可能だ。期間限定の割引キャンペーンなども随時開催されているので、ぜひ1度アクセスしてみよう。
- 記事は執筆時の情報に基づいており、現状と異なる場合があります




































