満足できるモバイルパソコンの条件はこれ!アンケートでわかった3つの重要ポイント

モバイラーは自分のパソコンのどこに不満を感じているのか、あなたは把握できているだろうか。モバイルパソコンの導入を成功に導くためのポイントが、最新のアンケートから明らかになった。特に誤解しやすいポイントを紹介する。

(2008年11月28日公開)

モバイルパソコン選び、3つの重要ポイント

モバイルユーザーは何を望んでいるのか。アンケートに答えた690人の声から次の3つのポイントがうかび上がった。アンケートの詳細と併せてご確認いただきたい。

point 1モバイルパソコンでも妥協すべきでない処理能力

point 2バッテリー駆動時間と本体重量の2つが最優先事項

point 3社内モバイルでは持ち運びやすさが盲点に

日経BP社 モバイルパソコンに関するアンケート

調査概要
日経BP社と日経BPコンサルティングが共同で実施。調査時期は2008年10月24日〜31日。PC Onlineのメール・マガジン購読者などを対象に、Webサイトを使って回答を求めた。有効回答数は690件。年齢層は40代(33.3%)、50代(30.4%)が中心で、30代(20.9%)が続いた。

2割が週に1回以上パソコンを持ち歩く

あなたは外出時にパソコンをどの程度持ち歩きますか。(単一回答)

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【外出時にパソコンを持ち歩いていないユーザー】
今後、外出時にパソコンを利用したいですか。(単一回答)

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半数近くが今後はモバイルをしたいと考えている

不満が集中するのはバッテリー、重さ、処理能力

【外出時にパソコンを持ち歩いているユーザー】
パソコンで不満に感じていることを以下の中からお選びください。(複数回答。上位8項目のみ掲載)

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【外出時にパソコンを持ち歩いているユーザー】
パソコンの重量別に、不満を感じているユーザーの割合

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【外出時にパソコンを持ち歩いているユーザー】
液晶のサイズ別に、不満を感じているユーザーの割合

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モバイルのシェアはパナソニックが第1位

外出時に利用しているパソコンのメーカーを教えてください。(単一回答。上位5社のみ掲載)

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社内モバイルでは持ち運びがキーになる

お勤め先の建物内で持ち歩くパソコンを選ぶときにポイントになるのはどのようなことですか。(複数回答。上位9項目のみ掲載)

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モバイルパソコンでも妥協すべきでない処理能力

モバイルパソコンを選ぶ際に、もっとも難しいのがバランスをどうとるか。処理能力と駆動時間、モニターの大きさと携帯性など、相反するさまざまな要素のうち、何を重視し、どこで妥協するか。この判断を誤ってはいけない。

特に失敗しやすいのがモニターのサイズと、CPUやグラフィックなどの処理能力だ。モニターは、大きいほうが仕事の効率が高まるのはもちろんだ。しかし、さほど大きくなくても不満は出にくいはずだ。携帯性を重視するなら10インチ程度、ある程度の大きさを確保したい場合でも、12〜14インチ程度で足りるだろう。

処理能力は最大の落とし穴かもしれない。確かに、ビジネスではメールの送受信やWebブラウジング、文書作成など、比較的軽い作業が多い。しかし、処理能力の低いマシンでは、こうした軽い作業でも、ユーザーは常にストレスを感じ続けることになる。

ビジネスに十分な処理能力を持っているか、1つの判断材料となるのが最新プラットフォーム「インテル® Centrino® 2 プロセッサー・テクノロジー」を採用しているか否かだ。従来のプラットフォームと比較し、処理能力を向上させつつ、消費電力の低減を両立させている。

長時間駆動や本体の軽さでモバイルユーザーに人気のレッツノートも、昨年の秋冬モデルからインテル® Centrino® 2 プロセッサー・テクノロジーに対応している(Y8をのぞく)。長時間駆動の強みはそのまま、処理能力がさらに増している。特にグラフィック性能の向上は大きく、Windows Vistaを使っていても、もたつく場面がほとんどなく、快適そのものだ。

W8

インテル® Centrino® 2 プロセッサー・テクノロジー採用
CPU インテル® Core™2 Duo プロセッサー SU9300(1.20GHz)
モニター 12.1型(1024×768ドット)
ハードディスク 160GB
メモリー 2GB(最大4GB)
バッテリー駆動時間 約11時間
質量 約1249g

バッテリー駆動時間と本体重量の2つが最優先事項

バッテリー駆動時間と本体重量の2つは、モバイルパソコンを選ぶ際に最優先で検討すべきポイントだ。携帯性を重視するなら1kg以下のパソコンを選ぼう。不満はほとんど出ないはずだ。レッツノートなら、どのモデルもバッテリー駆動時間が約8時間〜11時間と長いが、その中で1kgを切るモデルは、約930gのR8。モニターサイズは10.4型で、インテル® Centrino® 2 プロセッサー・テクノロジーも採用しているため、不満が出やすいポイントは、すべて合格ラインを満たしているといえる。

R8

インテル® Centrino® 2 プロセッサー・テクノロジー採用
CPU インテル® Core™2 Duo プロセッサー SU9300(1.20GHz)
モニター 10.4型(1024×768ドット)
ハードディスク 160GB
メモリー 2GB(最大4GB)
バッテリー駆動時間 約8時間
質量 約930g

常に携帯するのでなくても、頻繁に持ち歩くなら、1.5kg前後までのパソコンが望ましい。レッツノートではW8とT8が該当する。いずれもインテル® Centrino® 2 プロセッサー・テクノロジーを採用し、モニターサイズはR8より一回り大きい12.1型だ。重さはスーパーマルチドライブを内蔵しているW8で約1249g、内蔵していないT8で約1179g。両者とも標準バッテリーから軽量バッテリーに替えれば100g強軽くなり、T8なら約1070gと、1kgに迫る軽さになる。ただしバッテリー駆動時間が約11時間から5.5時間へ半減するので、用途を見極めてから選ぶ必要がある。

T8

インテル® Centrino® 2 プロセッサー・テクノロジー採用
CPU インテル® Core™2 Duo プロセッサー SU9300(1.20GHz)
モニター 12.1型(1024×768ドット)
ハードディスク 160GB
メモリー 2GB(最大4GB)
バッテリー駆動時間 約11時間
質量 約1179g

社内モバイルでは持ち運びやすさが盲点

会議室や休憩室など、社内だけでパソコンを持ち歩く、いわゆる「社内モバイル」で盲点となるのが持ち歩きやすさ。社内での移動はいちいちカバンやケースに入れず、パソコンを裸のまま抱えて歩くことが多い。手から滑り落ちやすいため、社内モバイルの経験があるユーザーは、持ち運びやすさを重視するのだ。

F8ハンドル

F8には折りたたみ式のハンドルが付いている。安定して持てるので、取り落とすリスクはかなり低減される。

ここで注意すべきなのが、必ずしも「持ち歩きやすさ」が「軽さ」や「コンパクトさ」だけで決まるわけではないことだ。その好例がレッツノート「F8」である。14.1型ワイド(1440×900ドット)の大画面を搭載しながら、約1620gという突出した軽さを実現したモデルだが、持ったときに驚くほど軽く感じるのは、それだけが理由ではない。持ち運び用のハンドルが付いているおかげで、実際に手に持ったときの体感重量が、はるかに軽く感じられるのだ。

CPUもデスクトップマシンと同等のインテル® Core™2 Duo プロセッサー SP9300(2.26GHz)を採用したF8は、メインマシンとして十分機能する。

F8

インテル® Centrino® 2 プロセッサー・テクノロジー採用
CPU インテル® Core™2 Duo プロセッサー SP9300(2.26GHz)
モニター 14.1型(1440×900ドット)
ハードディスク 250GB
メモリー 2GB(最大3GB)
バッテリー駆動時間 約9時間
質量 約1620g

なお、社内モバイルを軸に考えつつも、外出時の持ち歩きやすさをより重視したいなら、Y8も選択肢に加えよう。ハンドルはないが、14.1型(1400×1050ドット)と大きなモニターを搭載しながら、約1510gという軽さを実現している。F8・Y8両者ともモニターが大きい割に携帯性が高いので、社内で普段使っているメインマシンをそのまま外へ持ち出す「大画面モバイル」にも最適なモデルといえる。

Y8

インテル® Centrino® 2 プロセッサー・テクノロジー採用
CPU インテル® Core™2 Duo プロセッサー L7800(2GHz)
モニター 14.1型(1400×1050ドット)
ハードディスク 250GB
メモリー 2GB(最大2GB)
バッテリー駆動時間 約8時間
質量 約1510g

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