レッツノート2009年夏モデル丸わかりガイド

森永卓郎(もりながたくろう)

獨協大学 経済学部教授。東京大学経済学部を卒業後、日本たばこ産業、UFJ総合研究所などを経て現職。ベストセラー「新版 年収300万円時代を生き抜く経済学」(光文社)をはじめ著書多数。

講演にテレビに全国を飛び回る。多忙なスケジュールを縫って月30本の連載、さらには単行本の執筆まで。森永氏の驚異的な生産性を支えるのは1年半連れそった相棒、レッツノートR6だ。

(2008年9月30日公開)

一番怖いのはデータの消失

多忙な時間をやりくりして、雑誌などに30本ほどの連載を持っている森永氏。講演などで全国を飛び回っているため、オフィスで書いているだけでは間に合わない。「新幹線や空港のラウンジでパソコンを使っている人の半分くらいはレッツノートじゃないでしょうか。私もその一人。オフィスにいる間に調べ物を済ませておいて、新幹線や飛行機の中で一気に原稿を書き上げ、駅や空港からデータを送るというのがパターンになっていますね」(森永氏)。

レッツノートR8

レッツノートR8
現行モデルのR8はさらに進化。Centrino 2の採用でパフォーマンスの大幅なアップとバッテリー駆動のさらなる長時間化を両立。10月17日発売。

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森永氏が選んだレッツノートは、B5サイズの軽量・コンパクトなR6だ。購入してから1年半になるが、森永氏が出かけるときには常に鞄の中に収まり、一緒に全国を駆け巡ってきた。「もう100回は落っことしたんですけど、評判通り、本当に壊れないですね」と森永氏は笑う。大量の荷物を抱えて移動するので、カバンの重さはいつも10kgを超えてしまう。「すると、金属疲労でカバンのベルトが突然切れて、ダーンッ!というとてつもない音とともに落下する。今まで何度泣かされたことか(笑)。しかし、レッツノートは何のトラブルもなく乗り切ってくれていますね」(森永氏)。

荷物が多い分、パソコンはなるべくかさばらない方がいい。レッツノートの中で一番小さいR6を選んだのはそのためだ。「付属のACアダプターもずいぶん小さい方だとは思いますが、欲を言えばもっと小さくしてほしいですね」(森永氏)。少しでも荷物を軽くするため、他社製のより小さなACアダプターを持ち歩いているというこだわりぶりだ。

森本卓郎氏

ここが○
「100回くらい落としたけれど、本当に壊れない」
ココが×
「R6のACアダプターは小さいと思うけど、もっと小さくできるはず」

ビジネスパーソンなら誰しもそうだろうが、森永氏がもっとも恐れるのは、パソコンの故障で大切なデータを消失してしまうこと。R6はコンパクトながらSDカードスロットを搭載している。そこへ常にSDカードを差し込んでおき、書き上げた原稿データは必ずバックアップするようにしているという。これなら、わざわざネットワークにつなげたり、外付けのUSBメモリーなどを差し込まなくても、いつでもどこでもバックアップできる。「ほかのパソコンへデータを移すときもSDカードで持って行けるので便利なんですよ」(森永氏)。

森本卓郎氏

ここが○
「SDカードをいつも差し込んでおけば、どこでもデータをバックアップできる」

幸い、レッツノートのハードディスクが壊れたことは今まで一度もないという。「レッツノートを1年半使って感じた1番大きなメリットは、やはりこの頑丈さでしょうね」(森永氏)。ガジェット好きとしても知られる森永氏はパソコンを20台ほど保有しているが「圧倒的に一番使っているのはR6」(森永氏)だ。

2駅4分あれば地下鉄でも仕事をする

これほど信頼しているR6だが、使い始めた当初はなじめない部分もあったという。「キーボードがフルサイズより小さいでしょう。僕は指が太いから打てなかったんです。それと、丸いタッチパッドにも違和感がありました」(森永氏)。しかし、慣れれば平気だという友人の言葉を信じて「鍛練を積んだんですよ(笑)。今はフルサイズのキーボードと比べても、8割くらいのスピードでは打てるようになりましたね」(森永氏)。

いったん慣れてみると、小さなキーボードには意外なメリットがあった。地下鉄で両隣の乗客と肩を並べながら使っても邪魔にならないのだ。「混み合っている電車で大きなパソコンを開くのは気が引けるでしょう。でも、小さなR6なら白い目で見られませんよ」(森永氏)。

森本卓郎氏

ここが×
「R6はキーボードが小さい。でも、慣れればフルサイズの8割くらいのスピードで打てる」
ココが○
「ボディが小さいから、混み合った電車で使っても白い目で見られない」

長時間駆動というメリットを生かし、森永氏はレッツノートの電源を落とさず、スリープにして使い続ける活用法を実践している。スリープからの復帰は起動するのと比べて圧倒的に短時間ですむため、レッツノートを開いたらすぐに仕事に取りかかれる。目的地まで2駅4分以上あればR6を取り出して原稿を打つ。駅に着いたら、サッとスリープ状態にして乗り換える。「そういう使い方でも、1回の充電で4時間は原稿を書けますね。1年半使ってバッテリーがだいぶへたっているので、以前はもっと長かったんですが」(森永氏)。

「そういえば、スリープ中にOSが固まってしまうこともR6では滅多にありませんね」と森永氏。ほかのパソコンではよくスリープからの復帰に失敗し、再起動することがあるという。「レッツノートに余計なプリインストールソフトが入っていないことが理由かもしれません。私もOSの軽さと安定性を維持したいので、いろいろソフトを入れたくなる気持ちを抑えて、Office以外は一切追加しないで使うようにしています」(森永氏)。

森本卓郎氏

ここが○
「バッテリーに余裕があるので、OSを終了させる代わりにスリープでも大丈夫」
ココが○
「スリープからの復帰時にOSが固まりにくい」

キーボードの頑丈さも実感している。「毎日すごい量の原稿を打ち込んでいるのに、全然へたらない。小さいのに意外としっかりしているようです」(森永氏)。レッツノートは、寸暇を惜しんでどこでも仕事をこなす森永氏のビジネススタイルに、ぴったり調和しているのだ。

慣れるとすごく良くなるのがレッツノート

R6を買い換えるなら、携帯電話に合わせて青のカラー天板にしたいという森永氏。カラー天板は直販サイトのマイレッツ倶楽部で最大全11色の中から選べるようになっている。ほかにもハードディスクやメモリーをはじめ、いくつかのカスタマイズがマイレッツ倶楽部で可能だ。

森永氏が注目しているオプションは2つある。1つは、下りで理論値最大7.2Mbpsの高速通信が可能なFOMAのワイヤレスWANを内蔵したモデルだ(W8限定)。「今はリーズナブルな公衆無線LANを使って駅のホームや空港のラウンジから原稿データを送っていますが、どこでもつながるようになったら便利ですね」(森永氏)。もう一つ注目しているオプションは、R8のプレミアムエディションで提供されているSSDだ。「とにかく怖いのがデータの消失なので、ハードディスクよりも衝撃に強いSSDは魅力的です。スリープからの復帰もさらに早くなるだろうし」(森永氏)。

振り返ってみると、タッチパッドなどに最初は違和感を感じたものの、「慣れるとすごく良くなっていくのがレッツノート」というのが森永氏のR6評だ。まだ利用したことはないが、サポートが充実している点も評価しているという。「文字入力の勢いがすご過ぎるためか、ほかのノートパソコンは1年でキーボードを交換しました。つい先日もデスクトップパソコンが動かなくなり、修理に6万円くらいかかりました。それに比べてレッツノートはいつも持ち歩いているのに本当にトラブルがないので、サポートを使う機会がないんですよ」(森永氏)。

故障が少ないとはいえ、その向こうに信頼できるサポートサービスが控えているから、より大きな安心感を得られる。森永氏がいつでもどこでも仕事に集中できるのには、レッツノートが提供する、そうした安心感も一役買っているといったら大げさだろうか。

  • 初出時、森永氏のレッツノート R6使用期間を「3年」としておりましたが、正しくは「1年半」でした。お詫びして訂正いたします(2008年10月3日)
  • 記事は執筆時の情報に基づいており、現状と異なる場合があります

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