ユーザーのニーズに合わせてコンテンツを増やしていった結果,モバイル・サイトが肥大化し,全体像が把握しきれない。サイトの運用業務が煩雑になり,人手がいくらあっても足りない。事業の拡大に伴ってサーバーを増設したり,より高機能なモバイル・サイトをつくりたいが,現在利用中のCMS(コンテンツ管理システム)が対応していない――。
こうしたモバイル・サイト運営企業の個々の課題に対し,最適な解決策を提供するのが,モバイル・サイト運用に適した様々な機能を持つCMS「ZEKE(ジーク) CMS 4.0」(以下:ZEKE CMS)だ。2006年にユビキタスエンターテインメントが同製品をリリースして以降,利用者の間で評判が広まり,既に導入実績は約50企業,200サイトに上る。そのなかには,『ケータイ週アス』『電撃モバイル』などの人気サイトをはじめ,月間アクセス数が1000万PVを超える大規模サイトや,高いセキュリティが要求されるサイトも含まれているという。
メール・ソフトのような親しみやすいユーザー・インタフェースにより,直感的な操作が可能。
長時間のトレーニングを必要とせず,誰でも簡単に利用を開始できる。
「特に今年あたりから,モバイル・サイト運用の効率化を図りたい,あるいは利用中のCMSを見直したいという企業様の声が急増しています」と話すのは,ユビキタスエンターテインメント ソリューションビジネス部 部長の篠田健吾氏。モバイル・コンテンツ市場は,拡大する一方で参入企業が増加しており,熾烈な競争が避けられない状況にある。さらに,携帯電話の機能拡張はとどまることを知らず,新機能への対応が運営企業の大きな負担になっている。
モバイル・ユーザーに支持されるモバイル・サイトを維持するためには,このような市場変化と機能の進化を常にキャッチアップし,斬新なコンテンツを提供していかなければならない。昨今の不安定な経済状況のなかで高い収益を確保するためには,運用のさらなる効率化が求められているというわけだ。
2009年5月22日,4.0にバージョン・アップしたZEKE CMSは,NTTドコモが夏モデルの投入に合わせて機能拡充を行った「iモードブラウザ2.0」にいち早く対応した。新ブラウザに実装されたJavaScriptをサポートし,RSS配信によって最新情報を入手できる「マイニュース」機能にも対応。ケータイAjaxを実現するテンプレートを提供し,これまでの携帯サイトでは実現不可能だったリッチコンテンツが容易に作成可能になった。
※iモードブラウザ2.0のJavaScript機能は端末側のソフトウエア不具合のため,現在利用できなくなっております。
例えば,好みのデザインをプルダウン・メニューから選択するだけで,再読み込みすることなく即時にサイト・デザインを変更できる「サイト着せ替え機能」,縦長に羅列された情報のなかで読み飛ばしたい部分を折り畳んで表示できる「コンテンツ折り畳み機能」,ページ上にFlashムービー・プレイヤーをカットインさせて,ページ遷移せずにムービーを再生できる「Flashムービーオーバーレイ機能」などを用い,より表現力の高いコンテンツを制作,管理できる。
また8月には新たに,短いコメントをやり取りするコミュニティ「Twitter(ツイッター)」との連携機能が追加された。Twitterの特定ユーザーの発言や,Twitterで検索した内容などをほぼリアルタイムにZEKE CMSで作成したページへ反映できる。また反対に,ZEKE CMSで管理しているサイトの更新情報や,モバイル・サイトへのアクセスを促すQRコード画像を自動的にTwitterへ投稿することも可能だ。こうした機能を活用して読者との交流を図り,モバイル・サイトのアクセス増を促している公式サイトもあるという。
Twitterにモバイル・サイトの更新情報を投稿可能。
作業は自動化することもできる。
さらに2009年秋には携帯電話向けFlashの分野で高い技術力を持ったORSO(オルソ)社と共同で,これまで制作や管理の面で敷居の高かったFlashによるリッチなメニューコンテンツなどを,ZEKE CMS上で手軽に構築・管理できる新しいソリューションパッケージ『Odette(オデット) Solution』の販売を予定している。





