キヤノンマーケティングジャパングループのエス・エス・ジェイ(SSJ)の会計・人事パッケージ「SuperStream」シリーズは,累計で5400社以上の導入実績を誇る。このたび新たなラインアップに,「SuperStream-NX」が加わった。同社が長年培ってきた財務会計や人事/給与の豊富なノウハウに,SOA(Service Oriented Architecture)の採用による柔軟性などを加えた「NX」は,将来にわたる経営基盤として企業を強力に支援する。
エス・エス・ジェイ株式会社
代表取締役社長
谷本 善男 氏
企業では様々な業務システムが日々稼働しているが,特に財務会計システムや人事/給与システムは経営の屋台骨を支える重要な基幹システムである。自社に最適なシステムを構築できるかどうかは,企業競争力を左右するといっても過言ではない。
ベンダー各社から関連製品が多数発売されているなか,ユーザーから高い評価を受け続けている製品が,エス・エス・ジェイ(SSJ)の「SuperStream」シリーズだ。同シリーズはこれまで,年商100億〜1000億円の企業をメインターゲットとする「SuperStream-CORE」と,年商10億〜100億円の企業をメインターゲットとする「SuperStream-uno」の2ラインアップを展開してきた。累計の導入実績は,2009年3月時点で5400社以上に達している。
そのSuperStreamシリーズのラインアップに2009年12月1日,「SuperStream-NX」が新たに加わる。まずオンプレミス(自前設備)型が発売され,今後はクラウドコンピューティングに対応したSaaS(Software as a Service)型での提供も開始する予定だ。豊富な導入実績に裏打ちされたノウハウと,最新テクノロジーを結集した製品で,年商50億円から1000億円以上までの幅広い企業をターゲットにしている。SSJ 代表取締役社長の谷本善男氏は,「当社は財務会計や人事/給与に特化したパッケージベンダーとして,販売パートナーの皆様と共に15年間歩んできました。SuperStreamシリーズは,長年培った技術とノウハウを凝縮した純国産の統合業務パッケージです」と力を込める。
SuperStreamシリーズが数多くのユーザーから支持を集める理由は,純国産ゆえの日本の商慣習や法制度に適応した「使いやすさ」にある。谷本氏は,次のように分析する。「例えばSuperStream-COREでは,業務のきめ細やかな部分までフォローした“かゆいところに手が届く”機能を提供しています。そのようにお客様のニーズに的確に応えられるのは,財務会計や人事/給与の業務を知り尽くした当社ならではの強みです。また,汎用性や拡張性の高さも評価していただいています」。
エス・エス・ジェイ株式会社
マーケティング企画部 部長
山田 誠 氏
新製品のSuperStream-NXは,SOAを採用することで,各企業の要望に応じた柔軟で多彩なシステム連携を可能としている。導入によって顧客が得られる価値は,次の5つのポイントに集約される。
1つ目のポイントは,タイムリーな意思決定を支える経営基盤の実現だ。経営判断に不可欠な財務会計,人事/給与情報をリアルタイムに一元管理し,様々な角度から収支状況をレポーティングできる。加えて,過去から現在までの経営状況を細部まで追跡可能な機能を備える。SSJ マーケティング企画部 部長 山田誠氏はその具体例として,「伝票検索照会など各種照会画面で問題点を見つけたら,仕訳入力画面から支払伝票入力画面といった起票画面までドリルダウンして追跡し,原因を究明できます」と説明する。さらに,SOA連携によって他社システムも追跡できるようになっており,製品やベンダーの垣根を越えて経営情報を可視化できる。
2つ目のポイントは,統合システムを短期間・低価格で構築できる点だ。仕訳入力や請求書入力,債権入力などの各シーンでの入力・補助機能や,承認・確認のワークフロー機能は共通化されている。また,SOAをベースとする外部・既存アプリケーションとの柔軟な連携も可能である。「SOAシステム連携基盤であるESB(Enterprise Service Bus),およびWebサービスを介することで,他システムとリアルタイムなデータ連携が行えるビジネスプロセス型のアプリケーションとなっています」と,山田氏は述べる。これらの要因が統合システム構築の短期間・低価格化を後押ししている。
SuperStream-NXのシステム連携
SuperStream-NXはアーキテクチャにSOAを採用しているため,ほかの製品やサービスとも連携が容易。全社規模の統合経営基盤システムを構築できる
最新技術およびアーキテクチャの採用による柔軟性・拡張性の高さが3つ目のポイントになる。先に述べたSOAやWebサービスに加え,アーキテクチャではMicrosoft製品を全面採用している。特に,豊かな表現力を持つ「Silverlight」の採用によって,優れた機能性や操作性を提供する。さらに,完全Web対応を実現しているので,ブラウザと無償のSilverlightプラグインがあれば,すぐにシステムを利用できる。「お客様が望む財務会計・人事/給与業務のあるべき姿を,最新技術やアーキテクチャを駆使して具現化しています」(山田氏)。
4つ目のポイントは,日本の法制度・商習慣へのきめ細やかな対応だ。電子帳簿保存法が求める要件に対応する機能や,システムログ取得やマスタ履歴管理といった内部統制機能を標準装備している。純国産パッケージならではの視点で,コンプライアンス重視の経営基盤システムを提供する。
最後のポイントは,ビジネスの成長に合わせてシステムを柔軟に拡張できる点だ。グループ展開が容易に行え,シェアードサービスにも標準対応。多通貨対応など,グローバル進出時もサポートする。
SuperStream-NXは製品そのものの長所と併せて,SSJが所属するキヤノンマーケティングジャパングループの豊富なソリューションを利用できるのも強みだ。例えば,キヤノン製の帳票作成ツール「imageWARE Form Manager」がオプションで用意されており,SuperStream-NXの帳票を自在に編集できる。ICカードによる認証プリントといったセキュアなドキュメントソリューションなども組み合わせ可能だ。
「グループ各社が得意とするソリューションとの組み合わせで,シナジーを狙います。同時にグループの開発力を活用し,お客様のニーズにより応える製品へとブラッシュアップしていきます」と,谷本氏は語る。
SuperStream-NXは今後,IFRS(国際財務報告基準)や多言語への対応など,機能の追加・強化を順次進めていく。
「SOA型アプリケーションのSuperStream-NXと,完成型パッケージのSuperStream-COREおよびSuperStream-unoの3本柱で,トータルソリューションをお客様へ提供していきます。3年後にはSuperStreamシリーズの累計で,8000社の導入を目指します」と,谷本氏は今後の目標を力強く語った。
- 「SuperStream-NX」リーフレット
- 企業のバックオフィスの中核業務である財務会計・人事/給与の最適化を実現する「SuperStream-NX」。その特長を「タイムリーな意思決定を支える経営基盤」,「経営基盤システムを短期間,低コストで構築可能」,「最新技術を活用した高い柔軟性・拡張性を持つアーキテクチャ」,「日本の法制度・商習慣に対するきめ細かい対応」,「ビジネスの成長に応じて柔軟に拡張可能」という5つの切り口から解説したリーフレット。同製品の導入メリットが端的に分かる。

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