ガラスの「ニワ」を挿入した立体的な構成によって透明感と浮遊感のある美しい空間が実現できています。エボニ色で着色された水平材(床)は地面や土間が連想され、白い空間のなかで構成を際立たせる存在感のある効果的な表現になっています。
審査委員 石田敏明
鉄骨を主架構とすることで、木造では実現できない木質空間が創出されており、477点の作品の中で審査員の目を留める力がある作品でした。当コンテストは、デザインが主体となるため、どうしても構造の情報が少なく、構造が読み解けない場合は、入賞ラインに残る建物の選考には慎重になります。この作品は構造計画が重要なのでもう少し説明がほしいところですが、様々な住まい方を想像させる空間の力を評価しました。
審査委員 桝田洋子
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■1950年 東京都生まれ ■1973年 日本女子大学家政学部住居学科卒業 ■1978年 平倉直子建築設計事務所設立 ■1989年 日本女子大学住居学科非常勤講師
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■1950年 広島県生まれ ■1973年 広島工業大学 建築学科卒業 ■1973年 伊東豊雄建築設計事務所入社 ■1982年 石田敏明建築設計事務所設立 ■1997年 前橋工科大学教授 ■2001年〜前橋工科大学大学院教授
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■1959年 大阪府生まれ ■1984年 京都工芸繊維大学 工芸学部 住環境学科卒業 ■1984年 川崎建築構造研究所入社 ■1993年 同大学大学院工芸科学研究科修士課程修了 ■1989年 桃李舍設立







住宅は特に応募数も多く、最終審査まで残った作品を審査委員特別賞としました。浮遊間の漂う空間構成を試み、その中で目を引く木質の部位。木材を抽象的に扱うことで、違和感なく空間のコンセプトと擦り合わせながら住宅としての拠り所となっており、意欲的な取り組みを評価します。
審査委員長 平倉直子