今や、企業の業務システムはネットワークを使ったオンライン処理が当たり前。キーボードから直接データを入力し、処理の結果を画面上で見るという操作法が一般的だ。
その一方で、プリンターによる印刷も健在である。以前のように何から何まで紙に出力することは少なくなったものの、紙の方が便利というケースは依然として存在する。帳票以外でも、例えばプレゼンテーションでは、プロジェクター投影で感覚的に理解させたうえで、紙のハンドアウトを渡してじっくり検討してもらうと効果的だ。
IT導入によりペーパーレス化が進んでも、プリンターがなくなることはないだろう。現在もこの先も、コンピューターの重要な周辺機器である。パソコンほど激烈ではないものの、価格の引き下げと機能や能力の増強によって価格性能比も毎年着実に上昇している。
ただし、経済的・社会的な情勢の変化に伴い、プリンターを導入する際の検討事項には、最近では以下の3つの視点が加わっている。
- ・コストの視点
- ・エコの視点
- ・セキュリティーの視点
長引く不況を反映して、コストの抑制は大きなポイントになっている。価格性能比だけでなく、価格の絶対値やランニングコストが低いことも重要だ。加えて、地球環境保護と情報セキュリティーへの取り組みも社会的な要請として重視されている。法制度による規制があることから、経営サイドの関心も高い。
>>プリンターのコストは、導入時の初期コストと使用時のランニングコストに大別できる。













