照明・空調・IT機器の集中管理で確実に節電

企業では、様々な機器が電気を使っている。そこで、企業で消費されるトータルの電力を削減するには、IT機器だけでなく、照明や空調についても実効性のある節電対策が必要だ。きちんと結果を出そうとするなら、ITの力で節電対策を自動化するファシリティ・マネージメント・ソリューションの導入を考えるべきだろう。

ネットワンパートナーズの「CFMS-II」は、各部屋の機器をネットワークに接続して統合管理し、無駄な使い方を防ぐことによって消費電力を削減する方式の最新ソリューションだ。遠隔地間をWANで結ぶこともできるので、複数拠点の集中管理も容易に実現できる。

Cisco ISR G2に部屋の機器を接続しサーバーで状況可視化&動作制御

CFMS-IIは、管理対象のオフィスやフロアに配置するCisco ISR G2シリーズのルーターとセンターに置くサーバーの2つの要素で構成されている。

それぞれのルーターの役目は、計測データの収集・送信と機器の直接制御。ルーターに内蔵サービスモジュール(SRE-300)を装着した上でUBITEQ-G-PILOTというソフトウエアを組み込み、各部屋のセンサー、照明機器、空調機器、IT機器などをルーターにつなぎ込むという使い方だ。例えば、照明や空調については、人感センサーでオン/オフを制御した上で、部屋の明るさや温度に応じて照明の強さや吹き出し温度を段階的に調節。IPフォンや無線LANアクセスポイントについては、人がいない夜間は電源を強制的にオフにするといった使い方ができる。

一方、サーバーの側では、UBITEQ-G-SERVERというサーバーソフトウエアが現況の可視化と電力の消費制御を行う。可視化ツールとして用意されているのは、Data Viewer(エネルギー使用量の可視化)とRoom Viewer(各部屋の設備使用状況の可視化)の2つ。電力消費制御を自動化するために、Cisco EnergyWiseやグループウエア「サイボウズ」との連携も可能になっている。

すでに、CFMS-IIは企業、大学などで活躍中。大学では講義室の空調のリモート制御、企業では使われていない会議室の節電などで効果を上げている。


可視化ツールの主な機能
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