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クラウドファースト時代のイノベーションの起こし方 企業変革を実現するクラウド利用の勘所

ソリューション:さくらインターネット

データセンター [ソリューション:さくらインターネット]

~さくらプライベートクラウドサービス powered by Windows Azure Pack~
自社のデータセンターとWindows Azure Packとの
連携で理想のクラウド基盤を作り上げる

ホスティングやIaaSの提供元として知られるさくらインターネットは、Microsoft AzureのテクノロジーのコレクションであるWindows Azure Packを活用してプライベートクラウドとして提供する「さくらプライベートクラウドサービス powered by Windows Azure Pack」をスタートさせた。2016年度中には、閉域網接続も始まる予定だ。

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  • 「高付加価値プライベートクラウド基盤」提案のススメ

    オンプレミスやパブリッククラウドとシームレスに連携するプライベートクラウド、あるいはオンプレミスとクラウドが混在するハイブリッドクラウドを顧客企業に提案できるかどうかは、SIerの今後のビジネスの成否に直結する。SIerの強力な味方となる「高付加価値プライベートクラウド基盤」――。果たして、その実力とは?

 さくらインターネットは、大阪市と東京都に都市型データセンター、北海道石狩市に郊外型データセンターを置く国内有数のホスティング事業者である。2015年9月現在の総ラック数は2800基。専有型ストレージ、専用サーバー、IaaS型パブリッククラウド、VPS、ハウジングなどのサービスを約15万2000社の法人顧客に提供中だ。

 このようなビジネスを進める同社は、企業のITにはホスティング型プライベートクラウド(データセンター事業者が提供するプライベートクラウド)とパブリッククラウドの両方が欠かせないと考えている。昨今、クラウドが企業ITの大きな選択肢となっているが、パブリッククラウドは使用頻度が高いデータやワークロード等リソースの変動が大きいシステムなどは仮想サーバーをニーズにあわせて自由に増減するのに適している一方、固定リソースを長期的に運用する場合には向かず、コストが割高になる可能性がある。そういった場合にはプライベートクラウド、中でもホスティング型プライベートクラウドはアセットレス(資産を持たない)で運用でき、企業にとって大きなメリットになる、ということだ。

 ITベンダーは、企業からのそのような要望を受けて顧客にベストマッチングなソリューションを提案する必要があるが、そこには大きな課題もある。提案のためには、顧客のニーズにマッチしたインフラ環境を自ら探す必要があるが、それには時間や手間を要する場合が多い。そこで、そのようなプライベートクラウド環境構築に必要なインフラもすべて含めた形で提供されるのが「さくらプライベートクラウドサービス powered by Windows Azure Pack」だ。

Azure Packによるプライベートクラウドの構築

 さくらプライベートクラウドサービス powered by Windows Azure Packは、同社の石狩データセンターでMicrosoft Azureのテクノロジーを活用したWindows Azure Packにより、プライベートクラウドを構築・提供するサービスである。

 この構成のポイントは、Windowsサーバー上で動作するアプリケーションとの親和性である。企業のオフィス環境には、SQLサーバーやExchangeサーバーなど、オフィスで活用されている機能がWindowsサーバーベースであるものが非常に多い。最近では基幹系もWindowsサーバー上で動作させている。この点で、Windowsサーバー上で動かすアプリケーションに特化したプライベート基盤である、ということである。

 このほか、石狩データセンターは、対災害性、セキュリティと内部統制(監査)、ハードウェア運用を含むフルマネージドサービス、環境性能にも優れている。対災害性の面では、東京、大阪などの都市型データセンターと比較しても大規模地震の発生確率は非常に低く、津波に襲われる可能性も非常に低いため、BCP(事業継続計画)や、DR(災害復旧)に活用する顧客も多い。監査については実地調査にも対応可能なため、「どこに何があるかわかる」ことでプライベートクラウドを構築する環境としては最適であるといえる。また、北海道ならではの気候を利用した外気冷却方式の効果で、PUE(エネルギー効率を表す指標の1つ。施設の全消費電力をIT機器の消費電力で割ったもの)も1.17(2014年度年間平均値)と低い。その電力に関しても、自社で太陽光発電所を建設し、高電圧直流給電システムで一部電力をまかなっており、新しい技術を取り入れながら、常にコスト削減に挑んでいる。

クラウド間の相互接続を目指してMicrosoft Azureと閉域網での接続も計画中

 これまで述べてきたとおり、今後はシステムの用途や目的、使い方に合わせたクラウドの使い分けやハイブリッドクラウドの構築が必須となる。さくらインターネットがMicrosoftとの深い連携に踏み切った背景には、「すべてのクラウドがつながってしまえば、ユーザー企業はサービスやデータがどこにあるかを気にしなくて済むようになるはず」との思いがある。 このコンセプトを具現化するための次のステップとして、Microsoft Azure等のパブリッククラウドとの連携や、石狩データセンターとMicrosoft Azureの日本リージョンをMicrosoft Azure ExpressRouteなどの閉域網サービス(専用線)で結ぶ計画も進行中だ。2016年度中にはサービスインする予定になっている。

 さらにその先のクラウドの姿として、さくらインターネットは各地のデータセンターが相互に接続される“シームレスなハイブリッドクラウドのレイヤー”を思い描いている。そのためのベースの1つとしてWindows Azure Packをいかに活用するか――。さくらインターネットの取り組みはこれからも続いていく。

「さくらプライベートクラウドpowered by Windows Azure Pack」の構成
[画像のクリックで拡大表示]
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  • 「高付加価値プライベートクラウド基盤」提案のススメ

    オンプレミスやパブリッククラウドとシームレスに連携するプライベートクラウド、あるいはオンプレミスとクラウドが混在するハイブリッドクラウドを顧客企業に提案できるかどうかは、SIerの今後のビジネスの成否に直結する。SIerの強力な味方となる「高付加価値プライベートクラウド基盤」――。果たして、その実力とは?

パートナー企業情報
  • さくらインターネット株式会社

    ■本社所在地:大阪府大阪市中央区南本町1丁目8番14号
    ■設立:1999年8月17日(サービス開始:1996年12月23日)
    ■資本金:8億9530万円
    ■代表者:代表取締役社長 田中邦裕
    ■従業員数:266名(2015年3月現在)

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