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ソリューション:ブロードバンドタワー

~BBTowerハイブリッドクラウドソリューション~

データセンター [ソリューション:ブロードバンドタワー]

~BBTowerハイブリッドクラウドソリューション~
もう従量課金で頭を悩まさない!
Azureいいとこどりハイブリッドクラウドソリューション

サービス起ち上げ時のスピード感やアジリティの点でパブリッククラウドは魅力であるが、ビジネスの成長とともに、パブリッククラウドの「使った分だけ支払う」従量課金モデルが重荷になっている事業者も多い――。このような観察に基づき、ブロードバンドタワーは自社クラウドサービス「c9 Flex」とMicrosoft Azureを適材適所に使い分けるハイブリッドクラウドソリューションを2015年11月に開始した。特長の1つは、ユーザーのトラフィック傾向や用途の分析に基づき、トラフィックの大きい部分は、広帯域10Gbpsの接続が完全定額のc9によってオンプレミス環境のように作りこみ、サービス起ち上げ時など必要なときにMicrosoft Azureを活用することで、Azureの利点を享受しつつ、運用コストを最適化すること。両システムは、Azure ExpressRouteを活用した同社の専用線接続サービス「dc.connect」によりシームレスに連携させることで、特にオンラインゲームや動画配信など、アウトバウンド・トラフィックが多い事業者は、データ転送コストを大幅に削減することができる。

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 ブロードバンドタワーは、2000年から独立系事業者としてインターネットデータセンターを営む、日本のデータセンター事業者のパイオニアだ。同社データセンターサービスの最大の特長は、大容量かつ高品質なバックボーンネットワークにより、ストレスのないインターネット接続を可能にすること。ブロードバンドタワー都内の拠点である大手町データセンターでは、ほぼすべての日本のIX事業者との構内でのケーブル接続が可能である。

 そのブロードバンドタワーがマイクロソフトとの協業を決めた背景には、2つの理由があった。まず、マイクロソフトによる、オンプレミスとクラウドとの融合(ハイブリッド)構想が当初から明確であったこと。既存のIT資産を活かしつつも、Office 365やPower BI、Azure Machine Learningなどの充実したアプリケーションを利用できることは、同社の顧客にとっても大きなメリットがあると考えたのだ。

 また、マイクロソフトが「クラウドコンピューティングにおけるプライバシー保護、セキュリティ保護」に熱心に取り組んでいることも、企業・団体向けに提案する商材として好ましかった。マイクロソフトのパブリッククラウドは厳格な規則と手順に基づいて運用されており、データの保管先も日本の法律が適用される日本国内にある。これなら、厳しいセキュリティポリシーを定める企業・団体にも安心して受け入れてもらえると考えたのであった。

Azureと超速連携! 広帯域10Gbpsのネット接続が完全定額で利用できる
ブロードバンドタワーのクラウドサービス「c9 Flex」

 このような考えに基づいてブロードバンドタワーが2015年11月にリリースしたのが、同社のクラウドサービス「c9 Flex」とMicrosoft Azureを密に連携させたハイブリッドクラウドソリューションである。

 ブロードバンドタワーのクラウドサービス「c9 Flex」は、プロセッサやメモリなどを共有リソースプールからオンデマンドで柔軟に提供するIaaS型のサービス。最大の特長は、同社のネットワークアドバンテージを活かし、広帯域10Gbpsの共有ネットワーク接続を完全な月額定額制で提供する点だ。仕様に縛られない柔軟な構成により、あたかもオンプレミス環境のような自由度の高いインフラ基盤を実現することができる。

 Microsoft Azureとの連携については、Azure ExpressRouteを活用し、インターネットを介さずにAzureとブロードバンドタワーのデータセンターを接続する専用線接続サービス「dc.connect」により高速かつ低遅延、セキュアなクラウド間接続を実現している。

 ブロードバンドタワーによれば、インターネットへのアウトバウンド・トラフィック量が月次平均10Mbps(約5TB/月)を超える場合には、dc.connectを利用することによってコスト効果も大きくあらわれてくるという。ルーターの設定や運用・監視などの面倒な接続作業は、すべてブロードバンドタワーのネットワーク専門エンジニアが行うため、特にインターネット配信系の企業など、アウトバウンド・トラフィックが多い事業者は、dc.connectを利用することでコストを大幅に削減することができる。

固定料金と従量課金を使い分けてクラウドの費用を最適化

 ブロードバンドタワーのハイブリッドクラウドソリューションのメリットを具体的に例解するために、ユーザー事例を紹介しよう。

 セキュリティに特化したシステムインテグレーターの株式会社セキュアは、同社のクラウド型監視・録画サービス「Secure VSaaS」のシステム基盤として、ブロードバンドタワーのハイブリッドクラウドソリューションを採用。同社では、高トラフィックが生じるリアルタイムの監視システムはc9上に構築し、映像データはAzure Blob Storageに保存。両クラウド間をdc.connectで直接接続することで、映像データ等の急激な増加にも柔軟に対応可能なシステムと将来のビジネス拡張を見据えた運用コストの最適化を実現している。

セキュアのクラウド型監視・録画サービス「Secure VsaaS」のシステム構成イメージ
セキュアのクラウド型監視・録画サービス「Secure VsaaS」のシステム構成イメージ
使用頻度が高いデータは固定料金制のc9 Flex、低いデータは従量課金制のMicrosoft Azureと使い分けて運用コストを最適化
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 今後も、ブロードバンドタワーは、同社のITビジネスとMicrosoft Azureの連携を深めていく計画だ。今年夏には、c9でHyper-Vをサポートするとともに、Microsoft Azure Stack/Microsoft Windows Azure Packを活用したプライベートクラウドの提供も予定。尚、現在同社ではAzureExpressRoute 100Mbps専有プランが3ヶ月無料で利用できる「dc.connectお試しキャンペーン」を実施している。Azure ExpressRouteの本格利用を検討している事業者は、是非この機会に試してみて欲しい。

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