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EMCジャパン

クラウド時代に求められる
ストレージのソフトウエア化

EMCには、フラッシュで高速化されたストレージ、ストレージの諸機能をソフトウエア化した製品群、データ分析基盤のデータレイク、そしてハイブリッドクラウドのためのサービスなどがある。クラウド時代にふさわしい、データをより効率的に保存し、より高速に利用するための製品群が用意されている。

EMCジャパン株式会社
マーケティング本部
プリンシパル マーケティングプログラム マネージャー
若松 信康 氏

 「持たざるIT」であるクラウドコンピューティングの時代において、ストレージはどうあるべきか。ストレージベンダーの雄、EMCジャパンはこれに明確な回答を持っている。

 オールフラッシュ化で高速化したSANストレージ「XtremI0」、さらにインメモリデータベースなどによるリアルタイムアナリティクスのためにDRAMを効率的に拡張できる新しいフラッシュ「DSSD」といったハードウエア製品がこれまでの定番だった。しかし、同社のクラウド時代の強みは、“箱モノ”商売だけにとどまらない。

 「これからはストレージのソフトウエア化を推進していきます。従来、弊社が出してきた様々なストレージ製品は、今後、その機能をソフトウエア製品としてハードウエアに依存せずに利用できるようにしていきます」と、EMCジャパンの若松信康氏は語る。

従来のストレージ製品の機能を
仮想アプライアンス化

 EMCは2013年より順次、レプリケーション製品「RecoverPoint」のレプリケーション機能をソフトウエア化した「vRPA」や、ストレージ仮想化ゲートウエイ製品「VPLEX」のソフトウエア版「VPLEX V/E」を提供してきた。

 そして今春、SAN/NASのユニファイドストレージ「VNX」からソフトウエア機能を分離し、「vVNX」として発表した。同ソフトはテスト開発用として無償で使用できる。

 EMCは今後もスケールアウトNAS製品「Isilon」を「vOneFS」というソフトウエアで提供する予定だ。

 このように同社のストレージとしての機能は、仮想アプライアンスのOVF(Open Virtualization Format)ファイルとして提供され、x86サーバーや既存ストレージの余りリソース、クラウドサービス基盤などに展開して効率的にエンタープライズストレージの機能を利用できる。

 初めからx86サーバーをストレージとして使うことを目的としたソフトウエア製品「ScaleIO」もある。「ScaleIOは3台から最大1000台以上のサーバーの内蔵ディスクをプール化してスケールアウトブロックストレージとして使うためのソフトです。これもテスト開発用は無償で、機能制限もありません」(若松氏)。

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 さらに、それら多様なストレージの管理を抽象化、一元化するソフトウエア製品「ViPR」のオープンソース化も発表している。これにより、一つのインタフェースで管理できるストレージの選択肢が今後スピーディーに拡張されていくことが期待される。

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