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Cloud Days:東芝(A-117)

IoTによって生み出される情報量は爆発的に増加し、その質も多様化している。そのような中で忘れていけないのは、IoTを支えるストレージ基盤だ。東芝はSDS(Software Defined Storage)をベースとした「クラウドストレージアレイサービス」により、IoTに最適な基盤の統合を実現した。

株式会社 東芝
インダストリアルICTソリューション社
商品統括部 ストレージソリューション商品技術部 部長
菊地 宏臣

 家電をはじめ、社会インフラ、コミュニティソリューション、ヘルスケア、電子デバイスなど広範な事業を手がけている東芝。「グループの総力を結集したIoTアーキテクチャーを提供しています」と、東芝の菊地宏臣氏は語る。

 様々な機器やデバイス、センサー、フラッシュメモリーなどのチップレベルから、リアルタイム性の高いデータを現場に近いところで収集して解析するエッジコンピューティング、共通アプリ基盤(SaaS)やクラウド基盤(IaaS/PaaS、データセンター)などのサービスインテグレーションプラットフォームまで、全てを包括した「ONE Toshiba」のエコシステムを確立していることが、東芝の強みなのである。

 「IoT時代を迎え、企業はかつてないビッグデータを手にするようになりました。重要なのは、そこからどんな価値を取り出すことができるかです。幅広い技術を有する東芝だからこそ、お客様の事業に貢献できます」と菊地氏は強調する。

IoTを見据えたICT基盤としてクラウドストレージアレイを活用

株式会社 東芝
インダストリアルICTソリューション社
製造・産業・社会インフラソリューション事業部
東芝グループ技術部 参事
森岡 陽二氏

 菊地氏と代わって登壇した東芝の森岡陽二氏が紹介したのは、IoT時代を見据えた東芝自身の取り組み事例である。

 多くの企業と同様に、東芝もビッグデータ活用のカギを握るストレージに関して悩みを抱えていた。それは、「容量見込みが難しい」「複数部門やサービス間での共用が進まない」「コストの増大」といったものだ。「これらの課題を東芝クラウドストレージアレイサービスの活用によって解決しました」と森岡氏は説明する。

 個別最適で導入していたミッドレンジからローエンドの社内ストレージを東芝クラウドストレージアレイサービスに集約することで共有化を実現。オンプレミスでのストレージ増設時に、要件定義~ストレージ設計~社内稟議・機器調達~据付・調整~ストレージ設定~検証といったプロセスを経て13週間を要していたリードタイムも、2~3週間に短縮できた。さらに、「保守・運用費込みの従量課金によってコストを最適化するとともに、常に最新のストレージデバイスを利用することが可能となりました」と森岡氏は語る。

 東芝グループのグローバル拠点から寄せられてくる設計・製造データ、事業データ、販売データ、顧客企業から収集した保守・サポートデータなどを統合するICT基盤として、東芝クラウドストレージアレイサービスの優位性が存分に発揮されている。

■東芝クラウドストレージアレイサービスの概要
IoT時代に求められる柔軟性・セキュリティ・経済性に対応した、柔軟で拡張性の高いストレージ
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