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クラウドで変わる企業経営、その未来像は?

ティントリジャパン

仮想環境のパフォーマンス低下を解消する
専用ストレージアプライアンス

仮想環境で予想外の性能低下が生じる原因の一つとして、汎用ストレージを採用していることがある。VM(仮想マシン)単位で最適化されていないため、想定外のI/O負荷に対応できないからだ。ティントリの仮想化専用ストレージはそれを解決する。今年6月、オールフラッシュストレージの性能・機能を強化した。最大10ペタバイトを1人で管理でき、クラウドやデータセンターの基盤用途に適している。

エヌ・ティ・ティ ネオメイト株式会社 ITビジネス本部 プラットフォームサービス推進部 ビジネスクラウド部門 事業総括担当 前野 秀彰 氏
エヌ・ティ・ティ ネオメイト株式会社
ITビジネス本部
プラットフォームサービス推進部
ビジネスクラウド部門
事業総括担当
前野 秀彰 氏

 「グループ企業向けデスクトップ仮想化サービスの運用過程で、パフォーマンス低下などの問題に直面しました。原因の多くは仮想デスクトップ基盤を構成するストレージにありました」。NTTネオメイトの前野秀彰氏はこう振り返る。

 そのNTTネオメイトが課題解決のために導入したのが、仮想化専用のストレージアプライアンス「Tintri VMstore」だ。Tintri VMstoreはVM単位・仮想ディスク単位で管理するので、突発的なI/O増加による性能劣化を防げる。特定VM単体でリストアすることも可能だ。また、VMごとに最適なI/Oリソースを自動的に割り当てる自動QoSがあり、VM単位でIOPSの上限値と下限値を設定でき、常に安定したパフォーマンスを実現する。想定外の事態が生じても最小限の影響に抑えられる。

 また、標準の管理画面でストレージ以外のコンポーネントも管理できる。「各コンポーネントのどこでどの程度遅延が発生しているか一目瞭然なので、万が一問題が発生しても、その原因を迅速に究明できます」(前野氏)。

10ペタバイトのストレージを
1人の担当者で管理

ティントリジャパン合同会社 SEマネージャー 猪飼 光明 氏
ティントリジャパン合同会社
SEマネージャー
猪飼 光明 氏

 Tintri VMstoreには、HDDとSSD(フラッシュメモリー)を組み合わせたT800ハイブリッドシリーズと、SSDだけで構成したT5000オールフラッシュシリーズがある。SSDの容量単価はHDDよりも高いが、数年内にほぼ同水準になるとみられている。「今後はオールフラッシュストレージが主流になり、あと数年の内にはフラッシュの性能をベースとしたシステムがスタンダードになります。その際にまたストレージのボトルネック問題が再発する恐れがあります」とティントリジャパンの猪飼光明氏は話す。

 ティントリジャパンは今年6月、T5000シリーズを大幅に強化。従来モデル比で4倍の容量を実現した。また、スケールアウトソフトウエア「VMスケールアウト」によって、きょう体を追加することでストレージプールを拡張し、仮想マシン上のワークロードを分析。VMをどのきょう体に配置すると最適化されるかを自動的に判断する。ポリシーや統計情報を維持しながらプール内のきょう体間をVM単位で安全に移動する。最大32台を一つのストレージとして扱え、論理実効容量は10ペタバイト、最大16万台のVMをサポートできる上、その巨大仮想環境を一つの画面で管理することが可能だ。

仮想化専用ストレージアプライアンス Tintri VMstore 10 ペタバイトを1人の管理者、一つの管理画面で
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 「ティントリなら、フラッシュの性能が当たり前の時代になっても自動QoSによってVM単位で性能を担保し、さらには巨大なストレージ空間の最適な場所にVMを自動再配置できます。ストレージのボトルネックは発生しません」と猪飼氏はアピールする。

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