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FPTソフトウェアの先進IoTソリューション

FPTソフトウェア 即戦力のクラウド活用を推進し
顧客のイノベーション創出を支援

ベトナム最大手のIT企業として成長を続けるFPTソフトウェア。強みであるソフトウエア開発力やマネジメント方法論を武器に「顧客のイノベーション支援」に注力する。最新技術やクラウドをもっと身近なものに──。マイクロソフトと“タッグ”を組んで開発した先進的なIoTソリューションは、そのコンセプトを具現化した好例だ。

FPTジャパン株式会社
新規事業推進本部
クラウド推進部
コンサルティング 部長
前野 好太郎

 競争力の高いソフトウエア・アウトソーシングサービスを展開するFPTソフトウェア。近年はその経験と技術力を生かしたサービスポートフォリオの拡充を進めている。同社の注力分野の一つが、IoTやクラウド関連のソリューション開発である。「最新の技術を駆使するとともに、既存資産を生かし、今すぐ始められる俊敏性を重視しています」とFPTソフトウェアの日本法人であるFPTジャパンの前野好太郎氏は述べる。

 米国に本社を置く製造業の開発プロジェクトはその好例だ。マイクロソフトのクラウド「Microsoft Azure」を活用し、同社の製品・機器を遠隔から監視・制御するIoTソリューションを開発した。

「三つのチャレンジ」に取り組み
革新的なIoTソリューションを実現

 プロジェクトでは「三つのチャレンジ」に取り組んだ。一つめは「大量データの高速・短時間処理」。それを可能にするため、センサーデバイスと分析基盤をつなぐサービスバスに「Azure IoTハブ」を活用した。「最新技術の活用により、100万個のデバイスから上がってくるトランザクションをわずか1秒で処理できる仕組みを実現しました」(前野氏)。

 二つめは「セキュリティの担保」だ。100万個のデバイスごとに個別の証明書を発行・認証するとともに、データは暗号化して送受信する。全デバイスを共有証明書で認証する方式に比べ、はるかに堅牢で安全性の高いデータのやり取りが可能になった。三つめは「リアルタイム分析」。具体的にはIoTハブから上がってくるデータをAzure上のStream Analyticsを介してPower BIでダッシュボード化。さらにAzureが提供する機械学習などのビッグデータ分析基盤で解析を行い、その結果を即座にダッシュボードに反映する仕組みを構築した。

 「最新技術を活用することで、三つの要件を満たすシステムを低コストかつ早期に開発し、高い拡張性も確保しています。お客様は異常の早期発見による予防保守が可能になり、サービスレベルの向上を実現。リモートの監視・保守により、管理コストの削減にもつながっています」と前野氏はメリットを語る。

 その他、既存資産のモダナイゼーション化にも力を入れている。例えば「Notesマイグレーション」では単にNotesのプラットフォームを移行するだけでなく、システムの最適化・合理化やクラウド活用を視野に入れた基盤強化まで支援する。

 「長年培った技術力・開発力を生かし、最新技術やクラウドをより身近なものにしていく」と語る前野氏。FPTソフトウェアはこうした事業展開を通じて顧客のイノベーション創出を強力に支援し、顧客と共にさらなる発展を目指す意向だ。

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