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画像中心のマニュアルが実現する生産性向上と習得スピード向上

文字中心のマニュアルは、読みにくく理解しにくい。現場ではあまり使われていないケースも多い。スタディストの「Teachme Biz」は、画像・動画ベースの新しいマニュアルを実現する。マニュアルの作成・配布・改定・閲覧をPCだけでなく、スマートフォンやタブレットでもできるという使いやすさ。数日での 短期導入が可能な点も大きなメリットだ。

スタディスト
代表取締役
鈴木 悟史 氏

 日本企業の課題として、しばしば指摘されるのが生産性の低さだ。一方、労働人口の減少を受けて、多くの企業にとって人材確保が急務。ただ、せっかく採用した人材の育成に時間がかかるなど、悩みを抱えている企業は少なくない。
 スタディストは、こうした課題を新しいタイプのマニュアルで解決している。同社がクラウドで提供するマニュアル作成・共有ツール「Teachme Biz」は、2013年のリリース以来およそ1100社で活用され大きな成果を上げている。
 「人材を確保するため、高齢者や外国人の雇用を考えている企業は決して少なくはない。採用した人材の早期の戦力化は、生産性向上の重要なカギ」とスタディスト代表取締役の鈴木悟史氏は語る。
 生産性向上の出発点は、自社の業務の実態把握だ。その上で、鈴木氏は個別業務を分類する必要があるという。
 「あらゆる業務は3つのタイプに分類できます。難易度の高い順に並べると、経験や勘を必要とする感覚型、いくつかのパターンからの選択的な判断を伴う選択型、そして単純型です。私たちの経験では、感覚型の業務は全体の約2割。この部分の効率化は簡単ではないので、まず単純型と選択型についての効率化に取り組むべきです」

作成・配布・改定・閲覧を
スマホでも簡単にできる

 スタディストの方針は単純型と選択型の業務にフォーカスし、短期間で効率化を実現するというもの。スモールスタートで素早く結果を出し、やる気を引き出しながら成功を積み重ねる。実際、数日間でTeachme Bizを導入し、運用・定着フェーズに入る企業が多い。
 これほどの短期導入が実現可能となる理由の1つは、マニュアルづくりが容易な点にある。
 「WordやExcelなどを用いてマニュアルを作成している企業は多いと思いますが、マニュアル専用ツールではないため多大な手間がかかります。『つくるのが大変で、配るのも大変。改定も、読むのも大変』と いう状態。Teachme Bizなら、これらの作業をPCはもちろん、スマートフォンやタブレットでも簡単に実行できます」(鈴木氏)
 また、従来のマニュアルは文字中心だったが、Teachme Bizは画像や動画を主とする。文字は画像などの補足説明に使う程度だ。
 マニュアルの作成手順もシンプルだ。①画像を選び、②丸印や矢印などのマークをつけて、③説明文を書き、④公開するという4ステップ。しかも、鈴木氏がいうようにマルチデバイスでこのプロセスを実行できる。
 2016年10月、Teachme Bizはより使いやすくなった。動画マーキング機能が加わったのである(図)。たとえば、動画の一部を静止させてコメントを入れたり、マーキングしたりすることができる。これにより、作業指示をより確実に伝えることができる。サービスの進化が速いのは、クラウドの利点だろう。

動画マーキング機能を使うと、作業のやり方などがとてもわかりやすい
[画像のクリックで拡大表示]

 「画像・動画を使うと、見た人が素早く理解できる。しかも、文字が少ないので翻訳も簡単。海外にもマニュアルを展開しやすい」と鈴木氏は結んだ。

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