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アセスメントを侮ってはいけない

日商エレクトロニクス株式会社
ITプラットフォーム事業本部 営業推進部 第一課 課長
近藤 智基氏

「VDIを導入するときには、これまでユーザーが使っていたPCで、どれだけのリソースが必要となっているかを把握する必要があります。意外と、情報システム部の方々はユーザーがどのような使い方をしているかを知りません。しかし、VDIの導入を成功させるためには、実際にどれだけのリソースが必要となっているのかをアセスメントで事前に把握しなければ、適切なサイジングや、快適なVDI環境を提供することはできないと思います」と日商エレクトロニクス株式会社 ITプラットフォーム事業本部 営業推進部 第一課 課長の近藤 智基氏は話す。VDIのリソース割り当てを行う際に、各ユーザーがどれだけCPUやメモリを使っているかを把握せず、サイジングを誤ってしまうと、導入後に想定通りのパフォーマンスが出ないといったケースが多いというのだ。

日商エレクトロニクス株式会社
ITプラットフォーム事業本部 営業推進部 第一課
西尾 友理氏

日商エレクトロニクス株式会社 ITプラットフォーム事業本部 営業推進部 第一課の西尾 友理氏も次のように話を続ける。「事務職の社員の方は、基本的には重たい処理を捌くことはないと予測している場合も多いですが、実際にはブラウザやExcelなどの作業に必要なアプリケーションをすべて起動させて作業を行っていることが多く、予想したリソースでは遅すぎて仕事にならないということもあります。また、サイジングしたときに、必要なアプリケーションが移行対象になっておらず、VDIに移行した後に入れたら動かなかったというケースもよく聞きますね」。

日商エレクトロニクスでは、VDI構築前のアセスメントサービスを3年前から行っており、適切なリソースが割り当てられるようにしていると近藤氏は説明する。「アセスメントやPOCを提供している会社はいくつかありますが、その多くは動くかどうかだけを検証している場合が多いと思います。しかし、お客様にとっては動くのは当たり前ですよね。我々は、まずPCにエージェントを入れ、使用率をしっかりとモニタリングし、現状を正確に把握します。さらにその上で、お客様が本来実現したいことまで考慮して構成を組んでいます。単なる現状維持だけではなく、お客様のビジネスゴールや、システムのあるべき姿まで提案しています」。

将来の拡張にいかに備えるか

VDI環境として、Citrixをベースにオンプレミスのソリューションを提供してきた日商エレクトロニクスは、15年の豊富なCitrix導入実績を持ち、3年連続でCitrixのNo.1ディストリビューターとなっている。「今年からは、オンプレミスだけでなく、VDIのクラウド移行やハイブリッドクラウドの提案を進めています」と話す近藤氏は、同社のクラウドソリューションは、Microsoft Azureに特化したものとなっていることを明かす。

「我々は、海外の最新ソリューションをカスタマイズして提供することを得意としてきました。当社の顧客には金融やエンタープライズのお客様が多く、オンプレミスとクラウドのハイブリッドでシステムを構築するには、FISCやクラウドセキュリティゴールドマークなどのコンプライアンス( 日本の金融システムにおける安全対策指針にも準拠。) に対応したAzureが最適だと考えました。また、Office 365との連携やActive Directoryなどを考えると、Azure Stackを利用したハイブリッドクラウドや、VDI on Azure(Citrix Cloud)を利用したVDI環境を提供するほうがよいと考えています」。

働き方改革でVDIを構築しようとしている企業が多い中で、日商エレクトロニクスは「VDI on Azure(Citrix Cloud)アセスメント+導入支援(PoC/本番)サービス」を提供している。クラウドでVDIを提供することによって、オンプレミスのVDIの課題を解決できると近藤氏は説明する。「VDIを導入して1~2年経つと、ユーザーやアプリケーションが増え、パフォーマンスが落ちてしまい、拡張する必要が出てきます。オンプレミスの場合は、単純にサーバーを増やせばよいというわけにはいかず、複雑な再設計が必要となり、最初に構築時と同じくらいのコストや手間がかかってしまいます。VDI on Azureであれば、ビジネスの変化に合わせて柔軟にリソースを増減でき、コストを最適化しながらVDIを運用していくことが可能です」。

「VDI on Azure(Citrix Cloud)アセスメント+導入支援(PoC/本番)サービス」概要。既存のPCやSBC(サーバー・ベースド・コンピューティング)の利用状況を把握し、CitrixをベースとしたVDIやSBCのPoC(概念実証)、本番環境への導入を支援する。

また、運用コストも含めて考えれば、VDI on Azureを利用したほうがオンプレミスよりもコストを削減できる可能性が高いと近藤氏は説明を続ける。オンプレミスでは、Windowsやアプリケーションのアップデート作業がどうしても発生してしまい、Citrixも3年に一度のアップグレードが必要となるが、VDI on Azureであれば、これらの作業は全く必要なくなる。「実際にオンプレミスでVDIを運用している情報システム部の方から、意外とコストがかかって困っているという話を聞くことが多いですね。クラウドに移行することによって運用コストを抑えることができ、我々がコンサルティングすることによって、使わない時間は止めたり、利用者によってリソースを柔軟に変えたりするなどの工夫を行うことで、VDIのコストをより最適化できると考えています」(近藤氏)。

鍵となるのはVDIで描くビジネスゴール

日商エレクトロニクスの「VDI on Azure(Citrix Cloud)アセスメント+導入支援(PoC/本番)サービス」では、アセスメントとともにPoC/本番サービスを行うことで、よりVDIの導入を成功に導いているという。「このサービスでは、現在の状況のアセスメントだけでなく、VDIでお客様の働き方改革やセキュリティ向上などの課題がどのように解決できるかもお伝えしています。実は弊社でも働き方改革の取り組みの一環で自社でもVDIを導入しています。これまで数多くの提案をしてきただけでなく、ユーザーとしても自社で利用しているからこそ得られる知見やノウハウも交えて、お客様にご提案します。その後、実際にAzure(Citrix Cloud)で実現可能かどうかをPoCで検証します。お客様の環境からAzureに実際に接続していただき、お客様環境で実際に使っていただくことで、確実に課題解決ができると理解いただくようにしています。最終的には、このPoCの情報を踏まえて確実に本番環境を構築しています。入れてよかった、とお客様に言ってもらうためには、アセスメントとPoCが非常に重要だと我々は考えています」と近藤氏は話す。アセスメントで十分なパフォーマンスが出せるように設計し、実際の環境で試してみて、VDIによって何ができるかを把握してから導入を進めることで失敗しないVDI構築を実現できるというのだ。

実際にこのソリューションを利用した企業では、国内/海外出張者用のVDI基盤を構築し、VDI on Azureを利用して、Express Routeでネットワークも含めてセキュアな環境となったという評価や、使い勝手がよく、メンテナンスの手間を省けるという評価を得ているという。

国内/海外出張者用のVDI基盤構築事例

国内/海外出張者用のVDI基盤構築事例

また、オンプレミスのVDIをVDI on Azureに移行した企業事例では、オンプレミスと同じようにVDIを利用でき、メンテナンスの手間が省け、セキュリティの向上も実現しているという。この企業では、今後、日商エレクトロニクスとともにさらにチューニングを進め、よりコスト削減できるようにしていくのだという。専任サポートするTAM(テクニカル・アカウント・マネージャー)を用意し、導入後も企業がビジネスゴールを目指せるようサポートしていることも、日商エレクトロニクスのソリューションの特長の1つとなっている。

「現在は、Azure Stackによるハイブリッドクラウドと、AzureやCitrix Cloudを利用したVDIの2つがサービスの柱となっていますが、今後もAzureを活用したソリューションを広げていきたいですね。2018年4月には、Azure専門の部署を立ち上げる予定で、VDIやハイブリッドクラウドだけでなく、IoT(IoT/ビッグデータをAzure PaaS で)などのソリューションを作っていこうと考えています。Azureに特化したIaaS環境を提供することで、お客様の様々な課題を解決していきたいと考えています」と近藤氏は今後の展望を話す。

日商エレクトロニクスでは、3月上旬にハイブリッドクラウドをテーマにしたセミナーを行う予定となっている。ここでは、AzureやAzure Stackの説明が行われ、ハイブリッドクラウドで何が可能となるかについて説明が行われる予定だ。見逃せない情報満載のセミナーもぜひ参考にされてはいかがだろうか。

また、日本マイクロソフトでは、ビジネスをクラウド展開する際に抱えるさまざまな不安や課題を抱える企業を対象に、ニーズに応じて選べる検証メニューを提供するプログラム「Cloud Everywhere」を展開している。

日商エレクトロニクスも「VDI on Azure(Citrix Cloud) アセスメント+導入支援(PoC/本番)サービス」を提供中。この機会にぜひ申し込みをしてみてはいかがだろうか。

お問い合わせ

日商エレクトロニクス株式会社

https://www.nissho-ele.co.jp/product/azure/index.html