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BIM、CIMの活用現場の生産性を上げるためには?

建築分野でBIM(ビルディング・インフォメーション・モデリング)が普及したことに続き、土木インフラ分野でも国土交通省の設計業務や工事を中心にCIM(コンストラクション・インフォメーション・モデリング)の導入が急速に増えている。建物や土木構造物の3Dモデルをベースとした設計・施工・維持管理をスムーズに行うためには、大容量のデータをスピーディーに処理できるインテル® Xeon® プロセッサー搭載のワークステーションが欠かせない。BIM、CIMに取り組む各社のワークステーション活用例や、近未来の工事現場のイメージを紹介しよう。

大建設計 プロポーザルから流体解析まで幅広いBIM活用

大建設計は東京のほか名古屋、大阪など全国に10拠点を持つ。社員約300人のうち9割が技術者で、民間や公共の建物全般やプラント関係の建築物などを強みとする。

同社ではプロポーザルから実施設計、さらに建物の通風性能を高めるための流体解析(CFD)まで、様々な業務にBIMを活用している。東京ビルにある約150台のパソコンやワークステーションは、実はすべて日本HPのマシンだ。管理を効率化するため、同一機種、同一スペックのものをまとめて導入するようにしている。

シェルパ BIMをファシリティー・マネジメントに活用

名古屋に本社を置くシェルパは、BIMモデルをクラウド上のデータベースと連携させ、複数の建物を統合的に維持管理するファシリティー・マネジメント(FM)用のシステム「archifm.net」(ハンガリー・vintoCON社)を活用しFMデータベースを構築している

業務に使用するBIMモデルのサイズはそれほど大きくはないが、複数のBIMモデルを同時に立ち上げて作業する。途中でフリーズしたりすると大変なので、マシンには安定性が求められる。そこで同社の東京オフィスには、安定性の優れた日本HPのZ400が2台稼働している。BIMでFMを行う同社の業務には適しているからだ。

パシフィックコンサルタンツ CIM試行業務にHPのワークステーションを活用

パシフィックコンサルタンツは、平成24年度に国土交通省が行ったCIM試行プロジェクト11件のうち、2件を担当した。うち、1件は、属性情報や維持管理ツールなどを活用する技術的に高度な「先導モデル」だった。

同社はこの業務に「HP Z420」ワークステーションを使用した。このHP Z420には、32GBのメモリーを積んでいるが、大きなCIMモデルを扱うためには、できれば64GBくらいほしいと思うこともあるくらいだという。

BIMのユーザーが使うマシンは通常8GB、多くて16GBくらいのメモリーを積んでいることが多い。それに比べて、CIMユーザーはさらに多くのメモリー容量を必要と感じているようだ。

仮想“HP建設”ワークステーションの遠隔操作でこんな出張が可能に

外出先や出張先では大容量のBIMやCIMのモデルを参照したり、修正したりしにくいと思われがちだ。こうした概念を打ち破り、BIMやCIMの業務に大きな機動力を与えてくれるのが「HP Remote Graphics Software」(以下、RGS)というソフトだ。

スペックの低いノートパソコンやタブレット端末から、オフィスに設置したハイスペックのワークステーションを遠隔操作できる革新的なソフトだ。

RGSと大判プリンター用クラウドサービス「HP Designjet ePrint&Share」を組み合わせると、本社の設計部と工事現場の間でどのようなコラボレーションが行えるのかを仮想の建設会社「HP建設」の社員が再現した。

「CIM革命~CIM×GISによる建設業の未来~」CIMやGISではさらにパワフルなハードが不可欠

2014年春、日本ヒューレット・パッカードは全国5都市で「CIM革命~CIM×GISによる建設業の未来~」を開催し、多くの来場者を集めた。

このセミナーでは、建設ITジャーナリストの家入龍太氏と日本建設情報総合センター建設情報研究所の髙津知司氏がCIMやGISの活用動向を解説した。またオートデスクの土木・空間情報ソリューションスペシャリストである井上修氏と松本昌弘氏が様々なCIMやGISの活用事例を報告。そして日本ヒューレット・パッカード 建設市場開発担当の小泉薫氏とインテル営業部長の岡本航児氏がCIMに欠かせないワークステーションとCPUについて、日本ヒューレット・パッカードのワイドフォーマットビジネス本部の深野修一氏が最近のインクジェットプリンターや大判複合機などの進化や低価格化などについて解説した。

セミナーに来られなかった方も、今なら概要をまとめたセミナーレポートがダウンロードできるので、ぜひ、参考にしてほしい。

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