価値観共有で働き方まで変わった不断の組織改革

460床を有し約1300人の職員が働く福井県済生会病院は、地域の中核病院である。「患者さんの立場で考える」という理念のもと、患者さんに安心・安全な医療を提供するために、かねてより経営の質向上のための取り組みを続けてきた。

病院経営の健全化に向けた取り組みの結果、2012年度日本経営品質賞(大規模部門)を受賞した。また、看護職員の勤務体制改善や子育て支援、キャリア支援にも取り組み、第5回「ワークライフバランス大賞 優秀賞」(2011年)も受賞している。診療報酬という制度に縛られた医業収入に基づく医療機関にとって、経営基盤の健全化は容易でない。そうした経営環境の中で同病院は、独自のマネジメントシステムを構築し、組織改革と職員の意識改革に挑戦し続けている。