日経ビジネスONLINE Special 週刊日経ビジネスオンライン SPECIAL日経ビジネスオンライン

AWS FOCUS ON アプレッソ

株式会社アプレッソ

オンプレミスやクラウド上の
異種システム間でデータを連携

アマゾン ウェブ サービス(AWS)上で業務系システムを稼働させている企業の多くで大きな課題となるのが、システム間のデータ連携だ。業務系システムのデータは、ほかのシステムでも利用するケースが多く、データ連携の仕組みは欠かせない。この仕組みを簡単に構築できるツールが「DataSpider Servista」だ。

 業務系システムの基盤として、クラウドが有力な選択肢となった現在、オンプレミス(社内運用)とクラウド上で稼働するシステムが混在しているという企業は少なくない。こうした企業で大きな課題となるのが、システム間のデータ連携だ。オンプレミスからクラウドへシステム基盤を移す際のデータ移行、クラウド上に構築したシステムからオンプレミスで動作する分析ツールへのデータ収集、さらに最近ではクラウドで動作するシステム間でリアルタイムにデータを連携させるケースなどもある。

 こうした場合、システムごとにデータを連携させるインターフェースを作り込むことも可能だが、「連携箇所が多いと開発工数が膨大になるとともに運用の手間が煩雑になり、システム部門の仕事を圧迫することになります」とアプレッソの友松哲也氏は指摘する。こんな悩みを抱えた企業に福音となるのが、同社が提供するデータ・インテグレーション・ツール「DataSpider Servista」だ。

 DataSpider Servistaは、様々なデータソースの間でリアルタイムにデータを連携させる機能を提供。グラフィカルな開発画面上におけるマウス操作だけでデータを連携させる仕組みを作れる。プログラムを記述する必要もない。ERP(統合基幹業務システム)や分析ツールなどのアプリケーション、データベース管理システム、クラウド上のサービス、ファイルシステムなど多様なデータソースに対応する。

友松氏_吉野氏

 データ変換機能や実行を制御するトリガー機能も備えている。これらを利用すれば、ノンプログラミングで定型業務を自動化することが可能だ。  同製品の機能やパフォーマンスが評価され、2016年3月に日経BPコンサルティングが実施した「データ連携に関するアンケート調査」において、3年連続で「総合満足度1位」の座に就いている※1

AWSのデータ連携に利用するケースが急増

 同社の吉野正登氏は、「最近はAWS上で動作させて、クラウドとオンプレミス間あるいはクラウド同士のシステムのデータ連携に利用するお客様が増えています」と語る。

 アウトドア用品の製造・販売を手がけるスノーピークも、AWS上に構築した通販サイトのデータ連携にDataSpider Servistaを使用中だ。同社は、通販サイトのほかに、AWS上でポイント管理システムや取引先との情報共有システムを稼働させている。オンプレミスではERPと分析ツールが稼働。これらのシステム間で商品マスターや売り上げデータ、入出荷データ、会員データなどを連携させるために、販売代理店であるSCSK株式会社の支援を受けて、DataSpider Servistaを導入した。

 DataSpider Servista導入前は、データ連携の仕組みを独自に作り込んでいた。導入後には開発工数が削減され、導入費用の採算はとれたという。同社では、合計で790万円のコスト削減効果があったと試算している。


※1 出所:日経BPコンサルティング
「データ連携に関するアンケート調査」ニュースリリース
http://consult.nikkeibp.co.jp/news/2016/0516df/



ロゴ
お問い合わせ