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最高の職場 The Great Place to Work 今こそ「働きがい」向上で会社を変える

今こそ「働きがい向上」で会社を変える

ベストカンパニー100社が参加した「働きがいのある会社」ランキングの表彰式・交流会が開かれた。各部門の1位に輝いた企業や注目企業のコメントとともに、当日の模様をご紹介したい。

過去最多の379社が参加

 2月27日、都内のホテルハイアットリージェンシー東京にて、Great Place to Work®(以下、GPTW)発表の2017年版「働きがいのある会社」ランキングの表彰式・交流会が開催された。当日は「ベストカンパニー」に選出された企業から200人以上が参加し、受賞の喜びと誇りに満ちた笑顔がそろった盛大な式典となった。

 日本では11回目となる今回の調査には、過去最多の379社が参加。そのうち100社が「ベストカンパニー」に選出された。GPTWは世界50カ国以上で活動を展開しており、米国では「ベストカンパニー」に名を連ねることが“一流企業の証”と受け止められている。ランキング結果は従業員へのアンケートと会社へのアンケートの二つの調査から成り立っており、双方向から分析して評価される。日本でも参加企業数は年々増加しており、認知度が高まっている。

 10年連続で「ベストカンパニー」に選出されたワークスアプリケーションズは、従業員1000人以上の大規模部門で見事1位に輝いた。また5年連続で「ベストカンパニー」のVOYAGE GROUPも、中規模部門(従業員100人以上999人以下)1位に選出。継続的に「働きがい」を追求してきた企業の取り組みが高く評価された一方、小規模部門(従業員25人以上99人以下)のマルケトは、創業わずか3年の初参加で1位を獲得する快挙となった。

 表彰式ではGPTWの岡元利奈子代表が「今年で11回目を迎えることができてうれしく思います。今後はもう一歩進んだ活動をしたい」と挨拶。ベストカンパニー各社が取り組んでいる働きがい向上の施策をさらに社会的にアピールし、また働きがいを高めるためのメソッドを学べる研修やコンサルティングにも力を入れ、日本企業の働きがいの文化を高めていくと語った。また、今後については初の試みとして、女性にとっての働きがいに特化した、2017年版「働きがいのある会社」女性ランキング上位5社を発表する。女性の活躍推進を積極的に後押ししていくという。

 表彰式後の交流会では、業種を越えた交流が盛んに行われた。「働きがい」に力を入れる企業同士、お互いの施策に刺激を受け、さらなる向上のヒントを得る機会となったようだ。話を聞いた参加者すべてが「社員もこの受賞を喜んでいる」、「毎年続けていきたい。もっと職場環境を向上させたい」と語っていたのが印象的だった。

写真:表彰式

【各受賞企業コメント】

大規模部門1位

牧野正幸さん

ワークスアプリケーションズ
代表取締役
牧野正幸 さん

第三者から見たときの当社の職場環境はどうなのか。その客観的な指標や評価を社員の皆さんに知ってもらいたくて、「働きがいのある会社」ランキングに参加してきました。結果として10年連続で「ベストカンパニー」に選出され、今年は2010年以来の1位になることができて大変うれしいです。私たちは、最も重要視する「自ら考えてイノベーションを起こせる人材」にとって理想の職場環境の実現を追求してきました。それを評価されてきたことが従業員のリテンション(維持、確保)にもつながっていると思います。

中規模部門1位

青柳智士さん

VOYAGE GROUP
取締役CCO
青柳智士 さん

今回で5年連続「ベストカンパニー」に選出されました。経営陣や人事担当者だけでなく、全社を挙げて喜べる受賞が5年続いたことがうれしいです。変化の激しいIT業界の中で、私たちが最も大切にしているのは「人」と「企業文化」。業績が厳しいときこそ、この二つが苦境を打破するエンジンとなります。調査結果のフィードバックをもとに、今後も働きがいを向上させていきたいと考えています。

小規模部門1位

福田康隆さん

マルケト
代表取締役社長
福田康隆 さん

常々、「社員こそが最大の資産」と考えてきました。彼らが誇らしいと思える会社にしたいと思い、今回初めてこのランキングに参加することを決めました。私たちが大切にしているのは、ビジョン、ミッション、バリューの三つ。この理念を経営陣と社員が共有し、社員が仕事にやりがいを感じることで、会社の一体感が生まれる。それが中長期における経営の力の源泉だと考えています。

大規模部門11位

ジョンソン・エンド・ジョンソン日本法人グループ
人事統括責任者
坂口繁子 さん

昨年の21位という順位から今回は11位へと躍進することができて、うれしく思います。当社は「Our Credo(我が信条)の経営理念のもと社員一人ひとりが健康でイキイキと自分らしく働ける職場づくり」のため、様々な施策を推進してきました。その取り組みの成果を確認するために、毎年このランキングに参加しています。最近は、特に多様性の推進に関して社員の自主的な取り組みが広がり、大きな影響力を発揮できるようになってきたと感じています。

大規模部門20位

3Mジャパングループ
代表取締役社長
デニース・ラザフォード さん

当社グループでは「働きがいのある会社」ランキングに各国で参加しておりますが、日本では今回が初参加です。自分たちの強みと課題を学ぶ、良い機会となりました。当社が特に注力しているのは、会社のビジョンや戦略を社員に伝え、社員に対する期待値を伝えるコミュニケーションです。ワークライフバランスや女性の活躍推進も重要な課題として取り組んでいます。

写真:表彰式

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