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安価でおいしい“ぷち社食”サービス

 2019年卒の大学生に対するアンケートによれば、企業選びの際に最も重視するポイントの第1位は、給与や賞与、企業経営の安定を超え「福利厚生が充実していること」。中途採用においても、83%が「福利厚生を重視する」と回答している。 特に「食事補助」は、従業員が「実際にあった福利厚生で良かったもの」のアンケートで第1位。導入後の満足度が高いことがうかがえる。

 そんな中、社員の健康管理だけでなく、採用力アップを考える経営者の間で注目を集めているのが、株式会社おかん(東京・渋谷)が提供するぷち社食サービス「オフィスおかん」だ。 「オフィスおかん」は企業が利用料金の一部を負担することで、専用の冷蔵庫や自動販売機をオフィスに設置し、お惣菜やご飯などの食事を常備するサービス。従業員がオフィスで“たった100円”でいつでも食べたいものを選んで食べることができる食の福利厚生サービスだ。食環境の充実だけではなく、『人材の採用・定着にも効果があった』と話題。導入1,000拠点を突破する注目のサービスである。

 お惣菜は1品100円。料金箱に現金を入れるか、専用アプリで支払う。真空パックされた商品は備えつけの容器に移して電子レンジで温めて食べる。人気メニューは「豚の角煮」や「こだわりソースのデミグラスハンバーグ」「さばの塩焼き」など。主菜や副菜、常時約20種を品ぞろえする。毎月メニュー更新もある。全国配送を行っており、業界、従業員規模、地域を問わず、様々な企業に導入されている。エンジニアなど長時間のデスクワークが多い職場はもちろん、クリニックや美容院など持ち場をなかなか離れられない職場で導入するケースも目立つ。

「サービス開始当初は、お弁当の足しや夜食としてなど、食事環境の充実を目的とした導入が多かったのですが、最近ではそれだけではなく、健康経営を目指す経営者の方や、採用力アップに悩まれている人事の方に選んでいただいています。毎日の食事での『オフィスおかん』の活用により、従業員満足度向上だけでなく、求職者への魅力づけとしてもご利用いただいています」(同社マーケティンググループ、清水要氏)。

 社食は福利厚生の1つ。その充実は社員満足度や定着率アップにつながる。本格的な社食がなくても、「オフィスおかん」はその代替となる。食の福利厚生サービスである「オフィスおかん」の活用で、食の課題解決だけではなく、採用の応募数や採用率の向上に役立っている。さらに、「コミュニケーションや組織の活性化」「従業員エンゲージメント向上」などの副次的な効果を生み出している。 また、社員へのバランスのよい食事環境の提供は、働き方改革の施策の一環になる。そうした食事面からのアプローチの大切さに気づき始めた経営者にとって、安価に導入できる同サービスは魅力的に映るはずだ。




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