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第6回・ユニフォーム刷新は「採用活動」そのもの

~採用ブランディングを構築せよ~

センスのいい人に選択を任せること

 服装はセンスです。「みんなで」決めようとせず、「センスのいい人」か「センスのいい人たちのチーム」に任せればいいのです。

 もしも、「みんなで決めた形」を取りたいなら、最終案を2つくらいまで絞ってから、社員全員で最終投票を行う。これでOKです。

 初めから「みんなで決めよう」としても、絶対に話はまとまりません。

 ただし、現場で着用する装備品に関しては、安全面を考えて、現場の声を優先しなければいけません。

 ヘルメットの通気性、ヘルメットから前に突き出したツバの形状の良しあしなどは現場の声を基に判断してください。ツバはホコリが目に入るのを避け、まぶしい太陽の光を遮ってくれる大事なものですが、形状によっては視界が狭くなってしまいます。

 同様に、安全靴、静電気対策、熱中症対策なども現場の意見が一番大事です。事故が起こってからでは遅いですから。

 下の写真は山形市の建設会社、市村工務店のユニフォームです。若手の声を優先して細身のユニフォームにしています。

 幹部の年配社員も新しいユニフォームを受け入れ、ダイエットに励みに励んで、細身のサイズでも着られるようになりました。

山形市にある市村工務店のユニフォーム。細身でスポーティーなデザインにした
山形市にある市村工務店のユニフォーム。細身でスポーティーなデザインにした
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 では、実際に格好いいユニフォームを作るには、どうすればいいでしょうか?

 まず気をつけたいのは「サイズ感」です。

 動きやすいから、楽だからと、これまでは大きめでダボダボのユニフォームをする会社がよくありました。

 それを見直し、ジャストサイズのものに切り替えるだけで、社員の見た目はかなり格好よくなります。