「かつては1年かかっていたことが、30分に」新しい遺伝子医療を人工知能「IBM Watson」が支える
2015年7月、東京大学医科学研究所に「Watson for Genomics(WfG)」が導入され、新しいスタイルのがん研究がスタートした。導入の背景にあるのが、急増する論文とシークエンスデータである。従来のような人手に頼った研究は限界を迎えていた。2015年から2016年にかけて研究のための新たな手段を手にした同研究所は、遺伝子医療のフロンティアを切り拓くさまざまな成果を上げている。目指すのは、患者1人1人に適合する個別化医療だ。

遺伝子医療革命の背景にある論文とシークエンスデータの激増