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春のIT展示会 レビュー

バラクーダネットワークスジャパン Cloud Days 2018レビュー

CLOUDDAYS2018

バラクーダネットワークスジャパン
Office 365に伴う課題を解消し
安心・快適なメール運用を実現

メールシステムを従来のオンプレミス環境からOffice 365へと移行する際に企業が直面する課題は、セキュリティやメールデータの移行、ネットワークトラフィックに関することだ。バラクーダネットワークスでは、その解消に向けた各種ソリューションを提供している。

バラクーダネットワークス
ジャパン株式会社
セールスエンジニア
澤入 俊和 氏

 最近はメール環境をOffice 365へ移行する企業が増えているが、その際に企業はいくつかの課題に直面することになる。バラクーダネットワークスでは、それらの課題をトータルに解消するソリューションを提供している。

 まず、最も一般的な課題となるのがセキュリティの問題だ。「バラクーダネットワークス自身、元来がメールセキュリティ製品のベンダーで、アプライアンス製品として提供する『Barracuda Email Security Gateway』は、シグネチャー型の対策に加え、IPレピュテーション、サンドボックスなどの複合的な対策を実現。そうした機能をクラウド上からSaaS型で提供する『Barracuda Essentials』も提供しています」とバラクーダネットワークスジャパンの澤入俊和氏は紹介する。

SD-WANでボトルネックを解消

 メールシステムをオンプレミス環境からOffice 365に移す際には、メールデータの移行も悩ましい問題だ。ExchangeサーバーでOutlookを利用しているケースでは、メールデータはPSTファイルとして保持されるが、バラクーダネットワークスではすべてのPSTファイルを「Barracuda Message Archiver」にインポートした後、メールシステムの移行を行うことを推奨する。「PSTファイルは、ユーザーのPC上などに保持され、IT部門の統制下に置くことが困難です。しかも長期保管を考慮した設計になっていないため破損のリスクもあります」と澤入氏は説明する。PSTファイルによるメールデータ運用を脱却し、Message Archiverによる適切かつ安全な管理を行うことを勧める。

 さらに、メールのOffice 365への移行では、トラフィックの問題も浮上してくる。これまで多くの企業では、各拠点からのインターネットアクセスはWAN経由で、本社などセンター側で束ねて一括管理する方法を取ってきたが、クラウド活用の拡大、特にメール利用がそこに加わってくると、トラフィック量が飛躍的に増大し、センター側がボトルネックになるケースも多い。

 そのため最近では、クラウドサービスへのアクセスなど、拠点からの特定のトラフィックについては、センター側を経由せずに直接インターネットにつなぐ、「インターネットブレイクアウト」というアプローチの採用が進んでいる。そこで広く用いられているのがSD-WANだ。「当社では、『Barracuda CloudGen Firewall Fシリーズ』が搭載するSD-WAN機能の一つであるアプリケーション識別機能により、トラフィックを特定して任意の回線へと振り分けることでインターネットブレイクアウトを実現しています」と澤入氏は語る。

 メールのクラウド移行を検討する企業にとって、これらバラクーダネットワークスの各ソリューションは大きな助けとなるだろう。

2018年4月2日から製品名称変更(旧名称はBarracuda NextGen Firewall Fシリーズ)

Barracuda CloudGen Firewall Fシリーズのアプリケーション識別機能
アプリケーションベースで回線を振り分ける
Barracuda CloudGen Firewall Fシリーズのアプリケーション識別機能
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