有限会社セメントプロデュースデザイン
代表取締役/クリエイティブディレクター
金谷 勉 氏
優れた技術を持ちながら、メーカーの海外移転や後継者不足などの影響で危機に瀕している中小企業は少なくない。小さな企業が生き残るための流通を見据えた商品開発を、実際の事例をもとに、下請けからの脱却を目指す新たな道をお話させていただきます。
1971年大阪府生まれ。京都精華大学人文学部を卒業。1999年にデザイン会社「セメントプロデュースデザイン」を大阪にて設立。企業の広告デザインや商業施設のビジュアル、ユニクロ「企業コラボレーションTシャツ」コクヨの博覧会「コクヨハク」星野リゾートアメニティ開発のディレクションなどに携わる。
2011年からは、全国各地の町工場や職人との協業プロジェクト「みんなの地域産業協業活動」を開始。500を超える工場や職人たちとの情報連携を進め、開発された商品を販売するギフトショップ&ギャラリー「コトモノミチat TOKYO」を東京墨田区に展開。
2018年 京都精華大学 伝統産業イノベーションセンター特別共同研究員、2019年1月 京都市産業技術研究所 アドバイザーに就任。 近著に『小さな企業が生き残る』(日経BP)。
WHILL株式会社
デザイン部 デザイナー
鳥山 将洋 氏
「100m先のコンビニに行くのをあきらめる」
一人の車椅子ユーザーのこんな声からWHILLの開発は始まりました。わずかな距離でも、段差、悪路などの物理的なハードルや、車椅子に乗るということへの、心理的なバリアで外出をためらう人がいる。そのバリアを、デザインの力でどこまで変えられるのか。“格好良くなければ作らない”を設計指針とする、WHILLの“格好良さ”とは何か。マツダを経てWHILLのデザイナーを務める鳥山が語ります。
2007年マツダ入社。エクステリア・インテリアデザイナーとして、ロードスター、ロードスターRF、アクセラなどのデザインに携わった後、WHILLに入社。モビリティデザイン、コミュニケーションデザインなど、デザイン業務全般に関わる。メインデザイナーを務めたWHILL Model Cは、Red Dot Design Award最優秀賞ほか多くのデザイン賞を受賞。
講師略歴
塚田理研工業株式会社 営業部 営業課 主任
川上 陽介 氏
時代トレンドを色濃く反映する加飾の分野において、最新版サンプル帳をベースに多彩な加飾めっきを提案する塚田理研工業。部分めっき技術を駆使し、2色成形やマスキング工法により豊かな意匠を具現化している。トレンドや事例を交えながらご紹介する。
またエンプラへのめっきやMIDといった機能めっきについても触れる。
STUDIO BYCOLOR デザイナー
秋山 かおり 氏
高意匠性ポリカーボネート樹脂のマテリアルテーブル 「KONOHA」完成への経緯。素材を切り口に日本のクリエイティビティを世界へ発信する意義。STUDIO BYCOLOR 秋山かおり氏よりデザイナーの視点でお伝えする。
JSR株式会社 Carbon事業推進室
澤田 安彦 氏
デジタルマニュファクチャリングを推進する米Carbon社の革新的な3Dプリンター技術を紹介。材料強度の向上により実現する最終部品・製品への適用可能性、ラティスの適用による製品設計の進化について、adidas社のミッドソールやRiddell社のプロアメリカンフットボール用ヘルメットなどの実例を交えて説明します。
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日経BP読者サービスセンター セミナー係
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