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xTECH EXPO 2019レビュー

シームレスな情報共有で業務効率化を支援

Dropbox Japan

シームレスなデータ共有の実現で
建設現場の情報活用を大幅に効率化

建設業界では現場や現場事務所、拠点間での図面や施工計画書などの文書の円滑な共有がテーマとなっている。そうした要望に応えるツールとして、建設業界で導入が進んでいるのが「Dropbox Business」だ。場所を問わないアクセスに加え、複数ユーザーによる共同編集・更新といった作業をスムーズに支援するサービスが高く評価されている。
戸田 麻弥 氏
Dropbox Japan 株式会社
インダストリーリーダー
戸田 麻弥

 建設業界において、現場のICT化は課題である。特に設計図や施工計画書などの文書は、紙で管理・共有されているのが主流で、業務効率化が進んでいない。Dropbox Japanの戸田麻弥氏は「社内外を含めたシームレスな文書共有を効果的に行いたいと考えている建設業のお客様は増えています」と語る。

 そうした要望に応えるソリューションが、円滑な共同作業を実現するエンタープライズ向けクラウドストレージ「Dropbox Business」(以下Dropbox)だ。Dropbox上にファイルを格納することで、タブレットやスマートフォンなどの各種デバイスを使い、場所を問わずアクセスできる。「Dropboxが最も強みを発揮するのが、プロジェクトを進める中で、関係者が共同で図面や施工計画書を編集・更新するというシーンです」と戸田氏。

 Dropboxには、ファイルの変更点のみを同期する「差分同期」や、同一LAN配下のデバイス間でデータを同期する「LAN同期」などの機能を搭載している。「インターネット環境が安定しない場所においても利用でき、かつ複数のユーザーによる編集・更新・共有を高速に実行できる点で、当社のサービスは建設業のお客様に最適だといえます」と戸田氏は強調する。

ムダな業務時間を大幅に削減

大場 拓也 氏
東亜道路工業株式会社
工務本部 ICT推進室 室長
大場 拓也

 道路舗装の建設事業と資材販売で知られる東亜道路工業は、Dropboxを導入して業務効率化を図る企業の1つだ。同社では、これまで「ファイルサーバー上に保存されている必要な文書ファイルを探すのに手間を要する」「遠隔した現場事務所に分厚い文書を携行しなければならない」といった問題に頭を悩ませていた。「人手不足もあり、現場は施工以外の細かな作業に多くの時間を割かなければならない状況でした」と東亜道路工業の大場拓也氏は語る。

 こうした課題を解消するために、同社はDropboxの導入を決断。現場担当者を中心に135人にDropboxを適用した結果、場所を選ばないファイルアクセスや情報共有プロセスの改善により、ムダな時間を大幅に削減。また、NAS機器の調達を抑制し、ITインフラコストの削減にもつながっている。「今後、より広範な現場にDropboxを適用したいと考えています」と大場氏は力を込めた。

働き方を改善するDropboxの便利な運用機能
チームコラボレーションに向けた様々な機能があるため効率的な働き方を実現できる
働き方を改善するDropboxの便利な運用機能
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