レノボ・エンタープライズ・ソリューションズ
ソリューション推進本部
本部長
早川 哲郎 氏
「Windows Server の移行に対して漠然とした不安を抱いているお客様が多い中で、我々はメーカーとして、移行前、移行中、移行後に安心できるソリューションを提供する必要があると考えています」とレノボ・エンタープライズ・ソリューションズ ソリューション推進本部 本部長の早川哲郎氏は説明する。
レノボでは「ハイブリッドクラウドワークショップ」を無償で開いており、移行前の現状の確認やリスクの分析を行った上で、ハイブリットクラウドへの移行のベストプラクティスの提案を受けられ、具体的な戦略となる「ハイレベルストラテジーロードマップ」を作成してもらうことができる。
レノボが無償で提供するハイブリッドクラウドワークショップ
移行中は、レノボが提供するテクニカルガイドやベストレシピなどが役立つ。Microsoft Azure Stack HCI ソリューションのパートナーであるレノボのHPからは、デプロイメントガイド、最新機器の Azure Stack HCI 構成ガイド、コンフィギュレーションガイドなどをダウンロードすることができる。
移行後は、レノボの管理ツール「XClarity」と連携した Windows Admin Center を無料でダウンロードすることで、ハードウエアも含めた管理を一元化して簡素化できる。XClarityと連携した Windows Admin Center では、OSの停止時でも管理が可能。電源のオン/オフをリモートで行え、ファームウエアを管理できるほか、サーバーインベントリ、警告、イベントログ、監査ログ、電力消費、温度などを確認して、クラスタレベルでの警告の統計を取れる。
「導入前にワークショップである程度の道筋を付けていただきます。導入中は我々が提供する最新のテクニカルガイドなどを活用いただけます。導入後も運用管理の一元化と簡略化を実現していただきたいと思います。レノボのすべてのサーバーは、90日間のサポートが無償で提供されているので安心です。我々はメーカーとして、なるべく不安を払拭してもらい、安心してご利用いただけることが重要だと考えています」と早川氏は説明する。
レノボ・エンタープライズ・ソリューションズ合同会社
ソリューション推進本部
ビジネス開発マネージャー
三原 麻理 氏
「ハイブリッドクラウドへの移行をお考えなら、社内に散在する物理サーバーを Azure Stack HCI に集約することをお勧めします」と話すレノボ・エンタープライズ・ソリューションズ合同会社 ソリューション推進本部 ビジネス開発マネージャーの三原麻理氏は、同社が提供する「ThinkAgile MX」を紹介する。
「ThinkAgile MXは事前検証・構成済みのハードウエアに Azure Stack HCI または Windows Server HCI を導入することができるため、サポート終了まで残り時間が少ない Windows Server 2012 の移行先として最適。オンプレミスと Microsoft Azure でハイブリッドクラウド環境を構築することが可能だ。USB Witnessによって真の2ノードを実現でき、3ノードまではスイッチなしで構成することが可能。1ノードからのスモールスタートも可能となっている。
また Azure Stack HCI の特典として、サポート終了後も Windows Server 2012 の拡張セキュリティー更新プログラムが提供されるため、サポート終了までに Windows Sever 2012 が稼働している物理サーバーをそのまま Azure Stack HCI 上に移行させ、後からOSのバージョンアップを行うことも可能となる。
さらにレノボではThinkSystem SE350をベースとしたThinkAgile MX 1000シリーズなどのエッジサーバーに最適なモデルも提供。豊富なマウントオプションで、壁や天井など、置き場所にとらわれずサーバーを設置できるため、これまでサーバーを置いていなかった店舗や工場といった場所でもITを活用可能となる。
「ThinkAgileはハードとソフトが組み込み済みの製品であるため、ハードウエアのファームウエアやOSのバージョンなどの組み合わせによって不安定にならないよう、我々は定期的に安定稼働するためのベストレシピを作って公開しています。またThinkAgileアドバンテージ・サービスでは、ハードからソフトまでを包括的に1つの窓口でサポートを提供しているため、安心してご利用いただくことができます」と早川氏は話す。
いち早く物理サーバーを手に入れたい場合には、在庫モデルの購入をお勧めしたいと三原氏は話を続ける。レノボではコンパクトなエントリーサーバから、1Uラック型サーバーまでの在庫を取り揃えて、最短で翌日納品を可能としている。例えば Windows Server 2012 が稼働しているファイルサーバや部門サーバーなどの移行先として、在庫モデルと最新の Windows Server を素早く手に入れたいときなどに最適だと言える。
エッジ対応のThinkAgile MX 1000シリーズ実機。高いセキュリティーと壊れにくさを保持する一方、導入・設置時の利便性も両立
レノボのサーバーは、ITIC(Information Technology Intelligence Consulting)の調査において4年連続、データ侵害の成功件数が少ないとの評価を受けている。また8年連続で最もダウンタイムが少ないx86サーバベンダーとして評価されていることも特筆すべき点だ。PC生産で有名となったレノボの「米沢品質」は、サーバー機やThinkAgile MXにも適用されており、安心して利用できる証となっている。
ITICの調査で、レノボのサーバーは長年高い評価を受けている
環境配慮を進めているのも、レノボのサーバーの特長の1つだ。「CO₂オフセットサービス」では、サーバーが排出するCO₂排出量を計算し、森林再生、再生可能エネルギー、太陽光発電などのプロジェクトに投資することにより、CO₂排出がオフセットされるものだ。どれだけのオフセットが行われたかは、レノボのサポートサイトから確認でき、認定書も発行される。
CO₂オフセットサービスの概要
「ハードウエアをお求めやすく提供できること、モバイルフォンからサーバーまでを一気通貫で提供できることがレノボの強みだと思っています。今後お客様のITに対するニーズは、エッジやIoTなどにシフトしていき、AIを絡めたテクノロジーが求められていきます。そこを支援できる製品を数多く提供しています。また、水冷サーバーなどの強いラインナップで電力消費や熱処理問題を解決し、ITのグリーン化を日本でも進めていけるように提案していきたいですね。
レノボはPCから始まった会社で、2014年からサーバー事業を継承したため、これまではPCとサーバーで窓口が分かれていました。これをOneTeam、One Lenovoとして1つにし、PC、スマートデバイス、サーバー、ソリューションまでをトータルに提供していきたいと考えています」と最後に、早川氏は展望を語ってくれた。