モダナイゼーションをしなければ、
データ活用もままならない
モダナイゼーションナレッジセンター(MKC)は、どのような組織なのでしょうか。
モダナイゼーションの事例とノウハウを富士通グループ全体の知見として集約し、ベストプラクティスを構築して、あらゆるお客様に提供可能にすることを目的としています。2022年9月の設立以来、メインフレームやUNIXを含む、数多くのモダナイゼーションを手掛けてきました。そのニーズは日増しに増え、数人規模でスタートした本センターも、現在は50人を超える組織に成長しました。今後も拡充していく方向です。
設立から1年を経て、ようやく形が出来上がってきたという実感です。モダナイゼーションの膨大なノウハウをきちんとしたフレームワークに収め、体系化することの重要性を改めて認識しています。富士通独自の技術やソリューションだけにこだわらず、世界中のソリューションやサービスの中から優れたものを積極的に活用しています。
ひと口にモダナイゼーションといっても、お客様の状況によって千差万別です。豊富な事例を類型化することで、お客様ごとの状況に合わせた実効性の高い提案をしています。
お客様からは、具体的にどのような相談が増えていますか。
オープンシステムやダウンサイジングで導入された多くのシステムが、既に20年以上を経過しています。それらを新しいプラットフォームへ移行したいというニーズが、やはり一番多いです。モダナイゼーションをしなければ、データ活用もままならないからです。半ばブラックボックス化しているシステムの内部を紐解き、構造を可視化して、最低限のリスクでモダナイゼーションしたいというご相談を多く受けています。
同時に、今後の進化のために新たなテクノロジーに乗り換えたいというニーズも多いです。しっかりとしたPoC(概念実証)を実行し、自信を持って移行していくことが求められます。
メインフレームも、まだ多数稼働しています。40年以上も使っているレガシーなシステムの場合は、全体を抜本的に見直したいというお客様が増えています。その場合は、当社のコンサルティング機能を活用してゼロベースで考えていくことが多くなります。パッケージのアプリケーションをうまく活用し、業務フローの標準化と併せて進めていくケースが多いです。
その一方で、「何をすればよいか分からない」といったお客様もいます。そうした場合、MKCはモダナイゼーションのコーディネーター役を務めます。お客様のニーズをしっかりとヒアリングし、一緒になって方向性を見出していきます。



