ビジネスモバイル最強化計画

レッツノート/タフブックで企業力UP !最新モバイル活用シーン・事例を完全網羅!

パナソニックPC
「タフブック×レッツノート」の
開発連携によるシナジー効果とは3

情シス・IT担当者の方必見

TOUGHBOOK × Let's note
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パナソニック コネクトは、
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より高い通信性能を求めてアンテナの位置を模索。
より厳しい使用条件を想定したテストで鍛錬。

電波設計において、より良い通信性能を実現するためには、「アンテナの位置をどこにするか」という点が肝となる。PC市場のトレンドとして液晶の上部や側面の狭額縁化が加速する一方で、液晶上部や液晶側面に搭載されていたアンテナが、キーボードの奥側やヒンジ周辺、パームレストなどに配置変更されることも増えてきている。このデザイン重視の潮流は、アンテナ性能を犠牲にする可能性があり、通信環境品質を低下させるリスクをはらんでいることはあまり知られていない。そんななかレッツノート開発陣は、より高い電波性能を目指して、使用時に無線性能が劣化を起こしにくい位置にアンテナを置くことにこだわってきた。

その歴史は、1996年にデビューしたレッツノート初号機である「R1シリーズ」まで遡る。当時の開発エピソードとして、「パームレスト部分にアンテナを搭載したところ、人の手が触れる箇所だったため電波が干渉し、WLANが繋がらなかった」というケースがあった。この問題を解決するために、パナソニック開発陣はアンテナそのものを独自で設計。より電波干渉が起きにくい位置に配置できる形状のアンテナを作り出す方向に舵を切った。アンテナを独自開発し液晶側に配置するというナレッジは、パナソニック開発陣共通の技術資産となった。

また、より高い通信性能を叶える上では、品質試験の内容も重要なポイントとなってくる。パナソニックの電波設計陣は、通常使用時よりも厳しい環境下でのテストを繰り返してきた。例えば、「金属の上でどれだけ通信性能を発揮できるか」という試験。金属の上にPCを置くと、無線通信性能を発揮しにくくなるという物理的な特性がある。その厳しい環境下でもしっかり性能を発揮できるかどうか。これは例えるならば、あえて厳しい負荷のウェイトを背負ってトレーニングに励むアスリートの感覚に近いかもしれないが、この試験もタフブックとレッツノートの両プロダクトの開発時に適用されている。

写真:LTEのアンテナと無線LANのアンテナ

より高い電波性能を目指して、アンテナを配置。

写真:レッツノート SRシリーズの無線アンテナ

レッツノート SRシリーズの無線アンテナ。パナソニックでは機種ごとにアンテナを専用設計している。

実利用における無線性能の確保も、電波干渉ノイズの検証も。
部門を超えた連携が開発の質も速度も上げる。

タフブックがきっかけとなって、電波設計の品質をアップデートしてきた部分は大きく2つある。一つ目は、周辺機器を装着させた際の安定した無線性能の確保だ。警察や運輸業など車両内でも使用されるタフブックは、車載マウンターにPC本体を装着する機会も多くなる。あるとき、この車載マウンターから発生するノイズの影響でGPSが受信できなくなるという不具合が出たことがあった。それ以降、タフブック開発陣は独自の品質基準として、車載マウンターに装着した状態でも既定の数値を発揮できるかという項目を追加。これは言うまでもなく、「実用シーンで性能を発揮できるか」ということが、現場で求められるスタンダードだからだ

二つ目は、USBポートなどに機器を接続した際、電波を干渉するノイズが出ていないかどうかを確認するという検査項目を追加したこと。一般的な事象として、USBポートなどに機器を挿した際、そこから発生するノイズが電波に干渉することがある。タフブック開発陣はこの問題に対して、「USBポートからGPSのアンテナをなるべく離して配置する」という解決策を見出した。これはつまり、新製品を開発する際、構想段階・設計段階から電波設計チームがジョインし、各部門と連携を図りながら開発を進めることを意味する。事実、無線設計部門は、CPU設計・放熱設計・バッテリー設計など、他の開発部門と非常に密接な関係にあり、この横連携はタフブックとレッツノートの開発レベルとスピードを高める上でも大きな意味を持つ。詳しくは次章で述べたい。

職能軸×プロジェクト軸の掛け算でワンチームイズムが加速。
トラブルにも新規開発にも強い開発組織に。

パナソニックの開発部門は、10年ほど前に「職能軸」という縦軸と、「プロジェクト軸」という横軸の2軸でマトリックスを組む組織にバージョンアップされた。プロジェクト軸でしっかり横串を刺して連携を取りながら、職能軸でそれぞれのプロフェッショナルが責任を持ってアウトプットするという形だ。開発部門の人的スキルが属人化しがちだった時代に終わりを告げ、人員が入れ替わっていく中で組織を維持し、技術と知見を組織全体の財産としてアーカイブ化するための新たな仕組みとして取り入れたのだ。トラブルに突き当たった場合でも、タフブック・レッツノートの先鋭スタッフたちが結集し、協力し合ってその壁を乗り越えていく。このカルチャーこそが、タフブックとレッツノートの相乗的進化を支えている何より強力なエンジンになっているのかもしれない。

図:職能軸、プロジェクト軸

良きパートナーであり、良きライバルでもあるタフブックとレッツノート。開発時のピンチですら、両者が手を取り合えば、捉え方次第では「進化のチャンス」にもなり得るということを、これまでの双方の開発プロセスが力強く証明している。プロダクトの壁を越え、開発部門の垣根も取り払い、ワンチームとして技術連携を加速させていくパナソニックは今後、ビジネスシーンにどんなPCを送り出していくのだろうか。ひとつだけ確実に言えることは、これから生まれてくるであろう開発上のアイデアは、すべて「顧客起点」であるということだ。いつの時代も顧客に徹底的に寄り添い続けるタフブックとレッツノートが描く、今後の相乗的進化に大いに期待したい。

オフィスから現場まで、幅広いラインアップ 一人ひとりの働き方に合わせたPCの提供で業務効率化に貢献
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