10分でわかるIT投資の勘所!

デジタル時代を勝ち抜くためには、データを収集、活用し、うまくマネタイズして新たな価値を創出するビジネス変革が必要だ。変革の基盤にクラウドの導入を検討する企業は多いが、オンプレミスシステムのモダナイゼーションも併せて行うことが肝心だ。「現場のデータとクラウドをいかにミックスさせてDX(デジタルトランスフォーメーション)を推進していくか」という現実的な問題を解決しなければ、様々なデータから価値を生み出すことができないからだ。コスト、パフォーマンス、運用性に優れた次世代インフラを最速で構築するには?オンプレミスインフラのモダナイゼーションの勘所とは?デジタル時代に応える次世代インフラのあるべき姿を解説する。

2025年を好機と捉えよ
― 今こそすべきIT投資とは ―

デジタル時代を勝ち抜くために欠かせないITインフラとは

2020年春から、日本でもいよいよ5G(第5世代移動通信システム)のサービスが本格的にスタートする。AIやIoTなどデジタル技術を使って様々なデータから新たな価値を生み出すことが、企業の競争力となる時代の到来だ。データを収集・蓄積し活用するITインフラとして、スピード、拡張性、柔軟性の点でクラウドは適している。一方で、ビジネス上のあらゆる場所でデータが激増するなか、すべてにクラウドを適用するのは現実的な手法ではない。「いかにオンプレミス環境のデータとクラウドを連携させてDX(デジタルトランスフォーメーション)を推進していくか」が重要な課題であるということは、IT部門の共通認識ではないだろうか。またオンプレミスシステムのモダナイゼーションでは、シンプルな運用も“カギ”となる。

ベンダーの異なるハードウエアを組み合わせた従来型ITインフラでは、サーバを追加してもストレージがボトルネックとなって性能を発揮できないケースや、運用の複雑化による管理工数の増大など様々な課題があった。さらに多くの企業ではオンプレミスシステムに振り向ける投資の余力がないといった現状の打開も必要だ。

次世代インフラには、クラウドと連携したデータ活用という将来の課題と、拡張性や運用性、コストなど現在の課題の両方の解決が求められる。では、インフラに必要な要件とは何だろうか。

デジタル時代を勝ち抜くために
欠かせない4つのインフラ要件