ここでは、デジタル時代を勝ち抜くために欠かせない4つのインフラ要件を挙げる。

上記、4つの要素を実現する「最適解」として注目をあびているのが HCI (ハイパーコンパージドインフラストラクチャー)である。国内 HCI市場の競争が激化するなか、ユーザー企業としては選択肢が増えるメリットがある一方、自社に最適な製品を見極める目を持つことが必要となる。では、いかにして HCI を選択すればよいのか。

コスト、パフォーマンス、運用性で差がつくHCI選択の勘所

ストレージやネットワーク機能をソフトウエアによる仮想化で実現する HCI には、従来型オンプレミスシステムでは考えられなかった数多くのメリットがある。例えば、検証済みの構成でソフトウエアとハードウエアをワンパッケージで提供するため、短期導入が可能だ。また、リソース不足の場合にはサーバを追加するだけで拡張できる。さらに専任のストレージ管理者を必要とせずにサーバ管理者だけで運用を可能とし、管理負荷の軽減が図れる。HCI の選定では、これら共通のメリットだけでなく、次世代インフラとして1.コスト、2.パフォーマンス、3.運用管理、4.ハイブリッドクラウドの活用といった4つの要件が求められる。世界で、そして日本国内で導入が急増している Microsoft Azure Stack HCI が、選ばれる理由について4つの観点から解説する。

コスト、パフォーマンス、運用性、ハイブリッドクラウドの活用で HCI を選ぶなら、Microsoft Azure Stack HCI は最有力の選択肢となる。Microsoft Azure Stack HCI を導入しオンプレミスシステムをモダナイゼーションすることで、DX推進が一気に加速する。

日本企業の基幹システムの構築、運用で培った技術とノウハウを結集

スピード導入と安心のワンストップサポートを実現

今後、IT人材の不足がますます懸念されるなか、 HCI の導入では安定稼働と運用負荷の低減の両方を実現する優れた運用性が求められる。富士通が提供する FUJITSU Integrated System PRIMEFLEX for Microsoft Azure Stack HCI は、日本企業における基幹システムの構築・運用で培った技術やノウハウが生かされている。

その高い技術力で統合された検証済み・設計済み、そして工場でセットアップして納品されるため、スピード導入ですぐに利用できる。またハードウエアとソフトウエアに関する各種専門技術者が安心のワンストップサポートで安定稼働を支える。さらに HCI への移行や周辺システムとの連携など様々なニーズに応える「実績に基づく安心感」は、富士通ならではの強みといえるだろう。

統合管理、自動化、可視化により運用効率と品質を向上

HCI における運用負荷の低減では、統合された環境のもとでいかに効率化を図るかが重要なポイントとなる。PRIMEFLEX for Microsoft Azure Stack HCI では、ITインフラ全体を統合的に管理できる専用ツール ISM for PRIMEFLEX が標準で搭載されている。ISM for PRIMEFLEX は、統合管理、自動化、可視化の3つの観点から運用管理の作業負荷を軽減し、運用管理コストの削減、運用品質の向上を図る。

統合管理

専門知識を持たない管理者でもGUIで直感的に操作ができるため、消費電力などの状況監視や、各機器の詳細な情報を一括して管理できる。また異常発生時などは色を変えて表示することで認識性が向上し、容易に障害箇所の特定が可能だ。サーバのみで構成される HCI は、迅速な導入や容易な運用管理の実現が大きなメリットとなる。しかし、導入後も HCI に集約されないサーバやストレージ、スイッチなどの運用管理は残る。PRIMEFLEX for Microsoft Azure Stack HCI 以外の他社製ハードウエアも含めた別システムまでも、 ISM for PRIMEFLEX で管理ができるというのは、特筆すべきポイントである。

自動化

これまで手作業で行っていたサーバ、ストレージ、スイッチの構築や増設に加え、ファームウエアの管理・更新といった作業を自動化できる。ファームウエアの更新では、ローリングアップデート機能により、仮想マシンを退避させながら業務を停止することなく、1台ずつ順次アップデートを実施できる。自動化により作業工数の削減とともに、操作ミスを防ぎ、運用管理ノウハウの属人化を回避することが可能だ。

可視化

ITインフラ全体の状況はもとより、これまで可視化が困難だったネットワークの接続構成をグラフィカルに表示することが可能だ。ネットワークの結線状態の把握とともに、変化が発生した場合には変更箇所を迅速に確認できる。

仮想環境と物理環境の統合管理を実現

PRIMEFLEX for Microsoft Azure Stack HCI は最小2ノードからのスモールスタートが可能であり、簡単かつ迅速に増設が行えるためインフラ投資の最適化を実現できる。またリソースが不足した場合にはノード単位の増設に加え、CPU、メモリ、内蔵ストレージ単位の増強も可能だ。統合管理、自動化、可視化といった機能はインフラ管理者の業務負荷軽減とともに、経験の浅い担当者の大きな支えとなる。PRIMEFLEX for Microsoft Azure Stack HCI はコストや人材などリソースの不足を解消し、持続的成長に大きく貢献する。いま企業が取り組むべきオンプレミス インフラのモダナイゼーション手法として、検討してみてはいかがだろうか。