DaaSは「働き方改革」と「持たない経営」を実現する
新たな選択肢であり、時代が求めるサービス

シネックスジャパンは1962年に関東電子機器販売として設立。その後丸紅インフォテックと社名を変え、2010年から米国でIT機器全般のサプライチェーンを提供する全米有数規模のSYNNEXグループ傘下となり、2018年12月からシネックスジャパン株式会社と商号変更した。IT機器、サービス卸の老舗としての実績に加え、海外から先進的なサービスをトータルなポートフォリオとして日本のリセラーに展開するハイブリッドディストリビューターを標榜し、活動している。2017年9月に「マイクロソフト ジャパン パートナー オブ ザ イヤー 2017」のDistributor アワードを受賞するなど、マイクロソフトとの協働も盛んだ。

シネックスジャパン株式会社
代表取締役
國持 重隆氏

シネックスジャパンとしてDaaSを日本市場に展開することになった狙いについて、國持氏は次のように語る。

「 SYNNEX Device-as-a-Subscription (以下、SYNNEX DaaS)は、米SYNNEXで提供しているサービスを日本に導入したものです。これまでの前例をみても、米国で起こった動きが数年経って日本で当たり前になる、ということを繰り返してきました。中でも日本企業は新しい取り組みに対しスタートで遅れがちなので、なおさらこのサービスはいち早く日本市場で展開しなければ、と考えました。これまで企業利用のPC導入は技術的な制約が多く、アプリケーションとセキュリティの検証を実施し、かつコスト抑制を目的に大量一括購入されてきました。ところが近年、Office 365 などの業務利用アプリケーション、セキュリティなどのクラウドサービス化が進み、技術的な制約がなくなりました。そうなると当初は、PCはある程度の要件だけ満たせば何でもよいとなり、さらにコモディティ化が進むのではないか、という懸念がありました。ところが世の中の考え方は逆で、働き方が多様化する中でデバイスが与えるユーザビリティやスタイルが、生産性に直結することが理解され始めてきています。そうなると、大量一括というこれまでの購入方法が果たして最適なのか、という疑問が生まれます。DaaSはまさにその点で、働き方に合わせて好きなものを好きなタイミングで、しかもオフバランスで買える新たな選択肢であり、時代が求めるものであると考えています」

SYNNEX DaaS は、使い慣れたPCメーカー各社のハイスペックなモダンPCと、 Microsoft 365 、 Office 365 などのソフトウエア、さらには動産総合保険、修理交換時の代替機先出しセンドバック、契約期間満了後の同等品による継続利用、単一のサポート窓口などをトータルパッケージ化し、月額課金で利用可能とするサービスだ。

図:SYNNEX Device-as-a-Subscription

利用は1台から!
IT管理者がいない企業でもワンランク上の機種が導入可能に

SYNNEX DaaSは、利用する企業にどのような新たな価値をもたらすのだろうか。

「従来、企業のPCはハードウエアとソフトウエアを個別に購入し、サポート窓口もバラバラでした。人が増えるたびに購入手配し、納品後にはソフトウエアのインストールもあります。バージョンアップや故障時も個別対応で、さらには利用終了時の廃棄処理など、IT管理者の業務負荷は非常に高いものがありました。 SYNNEX DaaS ではPCにソフトウエア導入検証済みの状態でお届けするため、大幅に工数が省けます。利用開始後の運用管理もシネックスCSPカスタマー窓口が対応しますので、専任の管理者がいない中堅・中小規模の企業や団体でも余計な維持管理工数から解放され、本来業務に集中できる大きなメリットをもたらします。経営の観点ではPCを資産計上せずに経費処理できるため財務上のメリットも大きく、設備投資や運用コストの予測も可能になることで、持たない経営に貢献します。加えて、初期費用が抑えられるため従来の想定よりもワンランク上の機種選定が可能になり、従業員満足と生産性の向上にもつながります」(國持氏)

國持氏は、 SYNNEX DaaS は、提供形態においてもこれまでのレンタルやリースとは一線を画す、と語る。

「まず、企業規模に関わらず幅広い業種、業界で利用いただけるよう1台から提供可能な点が、従来のレンタルやリースと大きく異なります。また、これまで企業では資産計上と減価償却の考えから5年周期での買い替えが一般的でした。それに対しPCのアップデートサイクルは近年ますます短くなり、パフォーマンスは3年周期で指数関数的に向上します。5年周期だと、2年間は生産性の低いPCを利用せざるを得ません。ハイスペックPCを求める層はもっと早く、買い替えの周期は2年程度とも言われています。そこまでのスペックを求めない一般的な層は4年程度。 SYNNEX DaaS はこれらの点を考慮し、3年または4年の契約を基本としました」

図:SYNNEX DaaSのメリット

顧客企業のライフサイクルに合わせ一貫したサービス提供を可能にする
リセラー向け管理プラットフォームも提供

ディストリビューターとして日本全国に多くのリセラー、パートナー企業を持つシネックスジャパン。これまで長年モノ売りを手掛けてきたそれらの企業にとって、サブスクリプションでのストック型サービス提供には、難しさはないのだろうか。

「弊社のリセラー、パートナー企業は一括導入のモノ売りビジネスだけでなく、ソフトウエアなどですでにサービス型提供を経験してこられていますが、それでも件数が増えると契約、発注や維持管理の工数が増えるなど業務負荷もかかりますし、これまでとは異なる難しさがあるのは事実でしょう。その課題を解消するのが、我々が提供する管理プラットフォーム『 SYNNEX CLOUDSolv 』です。これはリセラー、パートナーの皆様の大きな負担となる発注、契約や、資産管理上必要であるライセンス数や有効化の期間把握といった工数を削減し、利用状態を可視化するパートナー向けポータルであり、クラウドで提供するプラットフォームです。このプラットフォームを活用いただくことで、リセラー、パートナーの皆様も資産管理、契約更新、サポートなど複数のサービスを、お客さま企業のライフサイクルに合わせて一貫して提供することが可能になります。将来的に状況を見ながらではありますが、この『 SYNNEX CLOUDSolv 』をご要望に応じてエンドユーザー企業にもご利用いただけるようにすることも検討しています」(國持氏)

SYNNEX CLOUDSolvの特徴と機能の一部。ライフサイクル全体の中でサービスが提供される

日本市場における事例―
大企業、SMBそれぞれが得られるメリットとは?

日本市場における事例として、國持氏はシステムインテーグレーション、コンサルテーション事業などを展開するアジアンリンクのケースを紹介してくれた。

「このお客さまは全体の6割にも上る客先常駐のエンジニアを内勤に切り替える方針が決定され、急遽まとまった台数のPC調達が必要になったことで検討されました。最新機種のPC、 Office 365 、サポートまでついたレンタルサービスはそもそも存在せず、ランニングのコストも SYNNEX DaaS の方が安価である、という理由で選定いただきました」

そして國持氏は、DaaSの活用メリットは組織規模を問わず有効、と続ける。

「これは大手企業でまとまった台数を急ぎで調達されたい、というケースですが、大企業でも高いスペックのPCを求める特定の部署だけ先行して導入、というケースもあります。少ない台数でハイスペックPC利用による生産性向上の効果を検証しながら、徐々に利用を拡げられるメリットがあります。その一方で、これまで一括購入の初期コストを懸念されて商談に至らなかったSMBマーケットの新たな顧客層からの引き合いも増えて来ています。その層のお客さまは初めからオフバランスのメリットを理解されていて、管理工数も必要がなくなるDaaSありきで探して来られています」

このような具体的な導入事例が増えるにつれ、國持氏は自社内だけでなく、リセラーやパートナーにも手応えが広がってきていると言う。

「SYNNEX DaaSは働き方が多様化し、事業展開と変化のスピードも早まる時代が求めるサービスであると確信しています。提供側である我々だけでなくリセラー、パートナーの皆様にとってもDaaSは新しい提案と売り方を可能とします。さらには中小・中堅、スタートアップなど新たな市場のバリエーションも増えることで、その手応えからポジティブに捉えられ始めています」

最後に國持氏に経営者として、これからDaaSのサービス展開と自社利用を検討する経営層に対するメッセージをお聞きした。

「プライベートな生活では月額課金でサービスを利用することがすでに一般的になっています。ビジネスではまだ、リセラーやパートナーも、そして実際に利用するお客さま企業側もハードウエアのサブスクリプション導入には慣れていない面も多いと思いますが、これからの働き方改革、デジタル変革に向けて、日々仕事で最も活用するデバイスであるPCをサブスクで利用することは、社員のDXに向けた意識改革にもつながります。技術的な制約がなくなり、クラウド上にデータがありセキュリティが担保されれば、働く場所や業務の内容、好みに応じて活用するデバイスを使い分けする、ということも実際に可能です。故障時に代替機が先出しされることで事業継続の観点でもメリットがありますし、何より従業員の働き方や業務に合わせてハイスペックPCが買いやすく、利用しやすくなることで生産性と満足度が向上します。 SYNNEX DaaS で、新たなビジネスへの第一歩を踏み出して頂けたらと思います」

お問い合わせ

SYNNEX Device-as-a-Subscription (DaaS)
https://www.nexpect.jp/daas/

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日時 2019年12月11日(水) 13:00-17:30
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会場 なんばスカイオコンベンションホール 7F
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