日本でもサブスクリプションビジネス(以下、サブスクビジネス)が広がりつつある。これまでは映画や音楽といったデジタルコンテンツや、クラウドでソフトウエアを利用するSaaS ( Software as a Service )など、ソフトウエアがサブスクマーケットの中心だったが、最近では洋服、自動車、パソコンなどハードウエアを据えたサブスクビジネスが数多く登場している。

サブスクリプションは「所有から利用へ」という消費者ニーズに応え、顧客と継続的な関係を築くことで収益を上げるビジネスモデルだ。そのため、ソフトウエアを対象とするサブスクビジネスに比べ、従来は売り切りで済んでいたハードウエアを扱うサブスクビジネスにおいては、いかに新たな体験価値を顧客に届けられるかが重要となる。

「レンタルとサブスクはまるで違う―」。そう語るのは、横河レンタ・リースで DaaS ( Device as a Service )を手掛ける松尾太輔氏だ。「レンタルは、モノを効率的に利用するのに適したサービスです。一方、サブスクは購入直後から価値が減少するモノに対し、顧客に新たな体験を継続的に提供することで価値の向上を図っていく必要があります」と語る。ハードウエアのサブスクビジネスという新たなビジネスモデルの創造に向けた挑戦と合わせ、DaaSの本質に迫る。

サブスクの本質を知ることが
ビジネス成功への第一歩

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