DaaSをはじめITを活用した働き方改革は、事務や営業、マーケティングなどのオフィス業務で進められているケースが多い。その一方、店舗業務といった現場において、IT化による働き方改革は、遅れがちといえるのではないだろうか。ビジネスの最前線に立つ現場が変わらなければ、企業全体での業務改革を成し遂げることはできない。

例えば、チェーンストアにおいて本部から店舗への業務指示は、メールやFAXを中心に行われているのが現状だ。業務指示が大量のメールやFAXの中に埋もれてしまい、「実施モレ」が生じる要因となっている。本部から店舗・拠点の業務指示を可視化し、業務指示の徹底を図るのが、菱洋エレクトロが独自開発した業務指示コミュニケーションツール「 WOMS 」だ。2018年からはオンプレミスに加え、SaaSでの提供も開始し、6,500店舗の導入実績がある。

半導体やICT製品の販売を行ってきた菱洋エレクトロは、DaaS + WOMS (SaaS) によるサブスク・サービス「 RYOYO DaaS 」の提供を、2020年春より開始する。「DaaS は WOMS のインフラとして位置づけている」と RYOYO DaaS プロジェクトリーダーの中村亮一氏は語る。WOMS を担当する山口純氏は「端末もソフトも含めてサブスクで提供することで、情報システム部門が存在しない流通・小売業界の企業様でも導入がしやすく、すぐに現場業務の改善に着手できます」と強調する。「 Only RYOYO 」のサブスク・ビジネスの創造に向けたチャレンジと、DaaS + SaaSによる現場業務改善といったDaaSの新しい切り口の可能性とは――。

ハードもソフトも持たない!?
新時代のサブスク活用術

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