印刷会社から社会的価値創造企業へ“突破”を目指す会社が描くビジネスの明日印刷会社から社会的価値創造企業へ“突破”を目指す会社が描くビジネスの明日

 1900年に創業し、120年以上の歴史を持つ総合印刷会社大手の凸版印刷(以下、トッパン)。最近は「すべてを突破する。TOPPA!!! TOPPAN」をキャッチコピーとするユニークなテレビCMが話題だ。このCMには「印刷の会社」というイメージからの脱却という、メッセージが込められている。実際、印刷の代名詞であるペーパーメディア事業の売上は、全体の3割にも満たない。

 主力の事業は印刷テクノロジーで培った技術・ノウハウを生かした情報関連のビジネスである。この強みを生かし、DX(デジタルトランスフォーメーション)とSX(サステナブルトランスフォーメーション)を推進している。「ビジネスのデジタル変革」と「SDGsをはじめとする社会課題の解決」は、同社の重要なミッションなのだ。これを推し進めるため、アマゾン ウェブ サービス(AWS)とパートナーシップを結び、クラウドの活用による経営基盤の強化と事業変革に注力している。同社が推進する変革のビジョンとその先に見据えるものとは――。凸版印刷の変革を指揮する麿 秀晴社長にアマゾン ウェブ サービス ジャパンの長崎 忠雄社長が話を聞いた。