目指すのは「事業コンシェルジュ」顧客の変革を支援するために自身の進化を加速目指すのは「事業コンシェルジュ」顧客の変革を支援するために自身の進化を加速

 弥生会計をはじめとする業務ソフトを提供する弥生。同社はソフトウエアベンダーからの進化を目指すという。掲げているビジョンは「事業コンシェルジュ」だ。顧客はソフトが使いたいわけではない。求めているのは事業の成長や成果。ソフトはそのための手段の1つと考え、ビジネスの本質を改めて見つめ直し、より幅広い事業支援を展開していこうと考えているのである。

 そのカギを握っているのがデジタル、つまりDXだ。「DXという言葉はあまり好きではない」と前置きしつつも「デジタルには、ものごとのあり方を根底から見直し、できなかったことをできるようにする力がある」と弥生 社長の岡本 浩一郎氏は語る。

 実際、会計ビッグデータとAIを活用した金融機関向けの与信サービスを提供するベンチャーを立ち上げたり、同業他社と共同で社会全体のデジタル化を目指す団体を立ち上げ、国に対する提言を行ったり、同社はその考えを体現する様々なチャレンジを開始している。

 また、進化に向けた取り組みを加速させるために、アマゾン ウェブ サービス(AWS)のトレーニングプログラムを活用するなど、全社を挙げてより高度なデジタル活用スキルを手に入れようともしている。

 既存事業の成功に甘んじることなく挑戦を続ける弥生。トップの岡本氏には将来がどう映っているのか。アマゾン ウェブ サービス ジャパンの長崎 忠雄社長が話を聞いた。