コロナ禍で人の移動が制限され、
電子商取引(EC)が急激に伸びている。
受注量の拡大や新規参入が相次ぐなか、EC事業者を想定以上に悩ませるのが「物流の課題」だ。

EC事業者が口を揃えて語る失敗談の一つとして「大量注文の波動に物流倉庫が機能しなくなった」という話がある。ビジネスは絶好調なのに出荷が追いつかず、顧客の信頼や売上を失うケースだ。逆に注文が減ると、今度は物流倉庫の維持費がEC事業者の経営を圧迫し始める。物流インフラと初めて格闘することになった新規参入企業では、梱包サイズの不整合や誤発送といった細かいトラブルに悩まされることも。

そんなバックエンドの重要課題を解決すべく、物流会社側の進化は目覚ましい。商品の管理から受注、梱包、ラベリング、発送までの作業を極限まで自動化し、波動対応力を格段に向上させている。また、初期投資ゼロ、出荷量に応じた完全従量課金制を導入し、EC事業者に負担の少ない料金体系を用意する企業もある。つまり、選択次第では「物流の課題」に遭遇せずにEC事業を伸ばせる好機とも言える。

72%という高い自動化率を誇る最新鋭の物流システムを構築し、EC事業者のニーズに合った様々なサービスや料金体系で注目を集める日立物流の『春日部ECプラットフォームセンター』を舞台に、成功を目指すEC事業者のための「バックエンド業務 最新事情」をリポートする。

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