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営業トークの成功事例をクラウドで共有 組織のボトムアップや人材のスキルアップを目指す

株式会社manebi

営業の成功事例、新商材情報、
重要な周知事項をコンテンツとして提供

 ネクシィーズがplayse.で集約・管理しているコンテンツは大きく3種類。トップ営業担当者のトークなど営業の成功事例、商品部が提供する新商材情報、社内での重要な周知事項である。

 「教材やコンテンツは、playse.の環境で管理しています。そして、新しいコンテンツができると、playse.のURLを付けて『ここに研修動画があります』とメッセージを社内SNSに流します。URLを叩けばすぐにplayse.に飛んでコンテンツを見ることができます」と佐々木氏。また、アーカイブの目次はExcelで分類・共有されており、ユーザーはExcel上で目的のコンテンツに簡単にたどり着き、playse.に移動して視聴することができる。

 同社におけるplayse.上でのコンテンツ拡充のスピードは速い。

 「営業部門では毎週月曜日午後に研修会を開いています。これをビデオ会議で配信しており、ライブで毎回数十人の営業担当者が見ています。数十人にとっては、ライブで見たいテーマだということ。その他の営業メンバーは、必要に応じてアーカイブから視聴することになります。アーカイブ用のコンテンツ制作は業務本部で行っています」とネクシィーズの安田俊彦氏は語る。

 月曜日に開かれる研修会の動画素材の不要な部分をカットし、必要な資料を組み合わせ、あるいは字幕などを施した上で週半ばにはplayse.にアップロードする。そして、社内SNSで「いまアップしました」と周知されるという流れだ。

 「当初はホワイトボードに書いた文字などを撮影して、そのまま研修動画としてアップしていました。いまではPowerPointデータを資料として埋め込むなど、編集によって見やすい動画に進化しています」と話すのは、コンテンツ制作を担当するネクシィーズの淺野桃果氏である。

 playse.には多様なコンテンツが格納されているが、最もよく見られているのは売れ筋商材の紹介だという。もちろん、トップ営業担当者のトークも人気だ。佐々木氏はこう語る。

 「例えば、営業担当者がある商談について習熟した後、『次はこの商材について営業スキルをマスターしたい』と思えば該当するコンテンツを見て学んでいます。playse.がスキルアップを後押ししています」

 一方、パンデミック下での内定者教育では、playse.が非常に重宝された。「特に2020年の春ごろは、会社に集まって内定者研修などができない状態でした。しかし、新入社員としての基礎知識は必要なので、内定者がplayse.上のコンテンツを見られるようにしました。playse.ならPCはもちろん、スマホさえあれば閲覧できるので、簡単に視聴環境を用意することができます」(佐々木氏)

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ダッシュボードで受講率の管理なども行える

支店の戦略に沿った営業活動を支援する
アーカイブコンテンツのメリット

 playse.を通じた情報共有、営業ノウハウ共有がうまく機能している理由の1つとして、ネクシィーズにおける組織文化も重要だろう。企業によっては、営業担当者がノウハウを抱え込んでしまうケースもよく見られる。

 「当社には、ノウハウや成功事例を積極的にシェアしあう文化があります。1人で抱え込んでいると分かれば、上司が『独り占めするな』と注意することもある。こうした雰囲気があるので、トップ営業担当者も自分のトーク術をみんなに共有するのが当たり前と思っています」(佐々木氏)

 ただ、営業トークのコンテンツ化は簡単ではない。そこには様々な工夫がある。「例えば、営業担当者が現場での成功事例をメモしておき、お客様のトークと自分のトークを1人2役で再現するといったやり方もあります」と安田氏。ロールプレイング形式の動画もあれば、音声のみのコンテンツもある。全国の営業担当者が、こうしたコンテンツ素材を「使ってください」といって業務本部に送ってくるという。

 「営業担当者にとって、playse.上のコンテンツとして自分の事例が共有されるのは誇らしいことです。全国で営業担当者は約500人いるので、顔を知らない人もいます。そうした仲間に自分のことを知ってもらうのがうれしい。これも、組織文化の一部かもしれません」と佐々木氏は話す。

 playse.によるメリットは、営業現場も実感しているようだ。「以前、新商材が登場するときには事前に『この日、テレカンを行います』と社内告知があり、全国の支店が待ち構えていました。ただ、すべての営業担当者が同時にその情報を必要としているかというと、必ずしもそうではありません。1週間後、1カ月後に聞きたいと思っている部門長や担当者も少なくないはずです。playse.上に溜めておけば、自分のスケジュールに合わせて情報を取りに行けます」と安田氏はメリットを説明する。

 「営業現場にとっては、商材などの情報をコントロールしやすくなりました」と佐々木氏が続ける。例えば、支店ごとの方針に沿った営業活動も推進しやすい。

 playse.はネクシィーズにとって必須の情報インフラとして、今も拡充され続けている。

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