予測困難な時代に企業はどうすれば成長できるのか? データを基に未来を予測するBoardの価値

ビジネスを取り巻く環境は目まぐるしく変化し、月次予算すら立てにくいほど、先行きの見通しは混沌としている。そんな時代に企業が業績目標を達成し、成長していくには何が必要か? BIとCPM(企業業績管理)を一体化したインテリジェントプランニングツールを提供するBoard Japanの篠原史信ゼネラルマネージャーに、日経BP 総合研究所フェローの桔梗原富夫が聞いた。

変化に合わせて計画を見直すには
根拠となるデータが不可欠

桔梗原

 将来の予測が困難な「VUCA(ブーカ)の時代」と言われるように、ビジネスを取り巻く環境は不透明さを増しており、どうすれば業績目標を達成できるのか、多くの経営者が悩んでいます。企業が生き残っていくためには何が求められるとお考えですか。

篠原

 どんな変化が起こっても速やかに対応できるように、いくつものオプションを用意しておくことが重要だと考えます。戦略を見直すだけでなく、あまりにも痛手が大きくなりそうならば、進行中のプロジェクトを「やめる」という決断を下すことも必要になります。

 多額の投資や人手を投入したプロジェクトは、「やめるわけにはいかない」と現場から反発されやすいものですが、意思決定の根拠となる予実管理データを示せば、現場も納得せざるを得ません。

 予測困難な時代の中でビジネスを前に進めていくには、根拠となるデータが不可欠です。

篠原氏
Board Japan
ゼネラルマネージャー
篠原 史信
桔梗原

 「データドリブン経営」にかじを切るわけですね。それを実践するためには、すべての部門からリアルタイムに実績データが届き、集計できる仕組みが必要だと思いますが、実際には、いまだに各部門・部署がまとめたスプレッドシートを経理部門が集約し、分析している企業が多いのではないでしょうか。

篠原

 その通りです。Boardが調査したところ、グローバルで見ても、いまだに約98%の企業が予実管理にスプレッドシートを利用していました。

 スプレッドシートによる予実管理では、部門ごとに内容のアップデートを行っては別のファイル名を付けて保存するので、どれが「正しいシートなのか分からない」という問題点がよく指摘されます。