デジタルと手仕事を巧みに融合させた
ラグジュアリーな内装

グレカーレはクラス最大級の居住空間を備えており、ドライバーはもちろん、助手席や後席のゲストにもゆとりの空間を提供する。もちろん、余裕あるスペースだけがマセラティが送り出す新世代SUVの魅力ではない。イタリアのラグジュアリーブランドが誇るクラフトマンシップが、そこかしこに息づいている。

インテリアに用いる素材はレザーにウッド、アルミ、カーボンファイバーなど多彩だ。伝統的な素材と最新の素材をマセラティ独自の美的感覚で調和させ、熟練の職人が丹精を込めて仕立てている。シートは最高品質のレザーと手縫いのステッチに加え、ブランドの象徴であるトライデントがヘッドレストにエンボス加工または刺繍で施されている。邸宅やホテルのソファと異なるのは、前席にヒーターとベンチレーション機能が備わること。ラグジュアリーなムードを大切にしつつも、移動空間であるがゆえのホスピタリティーが行き届いている。

コクピットまわりは最新のクルマらしくデジタライズされている。ステアリングホイールの奥にあるメーターは一見するとアナログ表示だが、12.3インチのフル液晶だ。センターコンソールには上に12.3インチ、下に8.8インチのタッチスクリーンを設置し、物理的なスイッチ類を廃したのが特徴。多くの機能は液晶パネルによるタッチ式コントロールとなる。これまであたりまえのようにあったシフトレバーはなく、上下スクリーンの間に「前進」や「後退」を切り替えるドライブポジションのセレクターボタンを並べている。

ダッシュボードの中央にアナログ時計を置くのはマセラティの伝統だが、実はこれも液晶画面で、クラシカルな文字盤のほか、加速度メーターやコンパス、ストップウオッチなどに切り替えられる。デジタル化されたこの時計は、音声コントロールによって操作することが可能だ。グレカーレのインテリアは、デジタルとアナログ、最新のテクノロジーと手仕事が仲良く手を取り合い、独自のラグジュアリーな世界観を漂わせている。

2種類のエンジンがかなえる
革新的なパフォーマンス

グレカーレのグレードは「GT」、「モデナ」、「トロフェオ」の3種類。「GT」と「モデナ」はハイブリッドエンジンを、「トロフェオ」はガソリンエンジンを搭載する。

ベースグレードの「GT」は300馬力、「モデナ」は330馬力の最高出力を発するマイルドハイブリッドシステムを搭載。2リッター直列4気筒ターボエンジンを軸に、BSG(ベルト駆動スターター兼発電機)と呼ばれるアシストモーターを組み合わせている。加速時はエンジンが苦手とする初期の応答を助け、減速時はエネルギーを回生して燃費向上に寄与する。走りと燃費を高次元でバランスさせた、クレバーなパワーソースだ。このハイブリッドシステムが特徴的なのは、ターボチャージャーの働きをバックアップするE-Boosterを搭載していること。圧巻の加速性能を約束する革新デバイスである。

トップグレードの「トロフェオ」は530馬力もの高出力を生み出す3リッターV6ツインターボエンジンを搭載。モータースポーツのトップカテゴリーであるF1由来の革新的な燃焼技術であるプレチャンバーを市販車で初めて採用した、マセラティの高い技術力を象徴するエンジンである。トロフェオには、通常のSUVでは決して体感できないエンジンの手応えがあり、ラグジュアリーかつスポーティーな世界観を満喫できる。

街中や高速での移動を快適に行いたいユーザーに向けての「GT」。さらにラグジュアリーかつエレガンスな要素を求めたいユーザーには「モデナ」。それに加えて刺激的なハイパフォーマンス性を求めるユーザーに向けては「トロフェオ」というラインアップをそろえる。

グレカーレは、ステアリングホイールの右スポークに配置された専用セレクターを操作することにより、標準セッティングに加え、「オフロード」「コンフォート」「スポーツ」のドライブモードに切り替えることが可能だ(トロフェオは「コルサ(レース)」モードも用意)。走行中は車両運動を制御するVDCM(ビークル・ドメイン・コントロール・モジュール)がドライバーの裏方となって機能し、路面状況やドライビングスタイルに合わせてトラクション性能を最大化する。

高いエンジン性能による心躍るパフォーマンスと快適さを両立させるのが、マセラティのスタイルである。それは最新のSUVであるグレカーレにも受け継がれている。

そんなグレカーレの走りを体感できるプログラムが用意されている。「PROVA MASERATI / Grecale – Japan Tour 2023 -」と題し、2023年7月16日までの間、全国正規ディーラーにて試乗会を行う。毎日が格別になる新世代SUVの真価を試す、またとないチャンスだ。実際にハンドルを握って、マセラティの世界観を感じてみてはいかがだろうか。

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