データで明らかになった
国内サイバーセキュリティー対策の現在地
現在も増え続けている、ランサムウエアなどを利用したサイバー攻撃。攻撃者側はかつてなかった程に組織化・ビジネス化しており、AIに代表される技術的進化や近年の地政学的なリスクも攻撃増加や高度化の要因になっている。もはやサイバー攻撃への対策は、重要な経営テーマとなったといえるだろう。
このような状況を受け、デル・テクノロジーズは日本企業を対象とした「サイバー復旧調査 2023」というアンケート調査を実施した。サイバー攻撃を受けたことがあるか、それに対してどのような備えをしているのか、セキュリティー対策予算はIT全体予算のどの程度の割合かなど、多岐にわたる設問に対する回答を得た。
この調査によって、セキュリティー専門組織を設置している企業の大幅な増加が見られる一方、実際にサイバー攻撃や被害に遭遇したことがある企業の増加は継続していることも判明。セキュリティー対策予算の掛け方の傾向なども浮き彫りになった。さらに注目したいのが、セキュリティー脅威に対する認識や危機感だ。実は経営層と現場との間で、大きな意識のギャップが存在することが明らかになった。
このようなデータに基づく実態にどんな傾向や落とし穴があるのか。サイバー攻撃とその復旧に向け、経営層はどのような戦略や対策を考えておくべきなのか。サイバーセキュリティー対策のエキスパート2人が対談を行った。




